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Pax Emancipation : 2018/12/09

Pax Emancipation全カードの歴史背景テキストを和訳してテンションが上がったものの、手ごろなゲーム会がないなと燻っていたところ、一味氏からインスト要望のお誘いが。同じく未プレイのFORGER氏もお誘いし、武蔵小杉にてインスト会を開催してきました。
ちなみに全カード和訳はBGG()で公開中です。読まなくてもプレイに支障はありませんが「このカードの人物・事件は何だ?!」と気になる方はどうぞ。

Pax Emancipation - Sierra Madre Games()

今回のプレイでは、「協力&競争」設定のC1Aを初めてプレイ。本モードでは、まず全プレイヤーでの協力ゲームを一旦完遂。このプレイで全員が敗北フラグを回避し、かつ協力ゲームの勝利条件を満たしていた場合、続けて5ターン程度の延長ラウンドを実施。この終了時のプレイヤー毎の得点で、最終的な勝者を決定するというものです。

今回は序盤から板垣先生が諸国を遊説し、西欧、北米、南米、西アフリカ、東インド諸島が順当に近代化。バリアーを除去できる参政権OPが使えるイデアがなかなか登場しなかったため、経済界(FORGER氏)の敗北フラグが危ぶまれますが、最終ラウンドのリベリア独立に伴う革命立法でギリギリこれをクリア。全員得点による大勝利で協力パートを終了します。

Pax_emancipation_2018120903a

そして続く競技パート。前半攻略のためバリアーなしの共和主義国が多数出現していたため、ネオリベである経済界の得点が突出。これを議会派(民主主義)と宗教界(宗教保守)がどこまで切り崩せるか、というゲームとなります。両者は残る東洋スフィアから経済界のエージェントを叩き出し、それぞれ日本と東アフリカで勢力を伸ばしますが、それでも経済界を追い落とすには得点が不足。最終手段として東アフリカの無政府状態を煽り、発生した難民を欧州に流入させポグロムを目論むという、人権派とは思えない非人道的なプランが実行されましたが、首謀者の宗教界(N村)が無政府状態放出による大量失点をおこしただけで終了。順当に経済界の勝利に終わりました。

協力ゲームをクリアするには、バリアーのない聖域が重要。しかしこれを作ると、後半戦の経済界の得点が突出してしまう。いかに緑に得点させずに前半戦を切り抜けるか?むしろ革命を起こさず近代国家を作らない方が、誰も突出せずに角が立たないのではないか?等々。まだまだ課題は続きそうです。

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