« Lead the Way : GCS 2019/09/01 | トップページ | Operation Crusader : 猿遊会 2019/09/15-16 »

The Islamists Strike : GGG 2019/09/08

9月に入ってゲーム関係の諸々案件が一段落したため、今月のGGGにはひさしぶりに箸休め単発ネタを投入。

Operation Serval - Modern War #43()

舞台はアフリカはマリ共和国。2012年のトゥアレグ系「アザワド解放民族運動」(MNLA)によるマリ北部3州の独立宣言に端を発する、イスラム系武装組織のマリ侵入と勢力拡大。そしてそれに対するフランス軍を中心とした国連の「アフリカ主導マリ国際支援ミッション」によるイスラム系武装組織の掃討作戦(2013年)。この足掛け2年にわたる戦役を、ヘクス径50km、大隊~中隊ユニットで再現します。ちなみに「サーバル(セルヴァル)作戦」はこの介入作戦のフランス軍の作戦名で、マリの首都バコマから北部要衝トンブクトゥまでの700kmを2週間で走破。第2外人落下傘連隊の空挺降下と併せて同地を制圧するなど、見事な機動戦を成功させています。

Mw43-os-2019090301a

この時期のマリ国内では、マリ政府軍と前述のMNLAに加えて、複数のイスラム系武装組織、および有象無象の民兵が跋扈していましたが、本ゲームではこの戦役を主要な3つのイスラム系武装組織(AD, AQIM, MOJWA)とその対抗勢力(フランス、チャド、マリ、AFSMA, MNLA)という形に単純化。序盤はマリ北東部におけるイスラム勢力とMNLAの対決としてゲームはスタート。ランダムイベントまたはイスラム側のマリ南西部への侵入により国連介入のトリガーが発生し、フランス軍ほかの外国軍が派遣され反撃に転じる、という流れとなっています。精々がテクニカルと装甲車、というマリ国内勢力に対して、フランス軍は極めて強力ですが、ゲーム開始時にはほとんどが未動員状態。イスラム側はマリ南西部を含む一定数の都市を確保できればサドンデス勝利となりますので、フランス軍の準備が整う前にマリ主要部を制圧したいところ。このサドンデスが発生しなかった場合、ゲームが終了した時点での拠点の確保と損害による勝利判定となります。

またデザイナーはお馴染みのJoseph Miranda。メインエンジンは両陣営が保有するC2Pポイントを消費しての交互活性化システムで、手番となったプレイヤーは配下のひとつの勢力を指定して「作戦(移動戦闘)」「回復」「動員」などのアクションを実施。故意またはC2Pポイント切れにより両陣営が連続してパスすればターン終了です。戦闘は戦術値の高いユニットから順番に攻撃する、1ラウンドの射撃戦です。これにフランス軍の航空関係のルールや、お馴染みのネットウォーマーカーなどの要素が加わりますが、ルール自体はさほど複雑なものではありません。今回は全10ターン中6ターンのインストプレイに4時間強でしたので、フルターンでも1日あれば十分プレイ可能でしょう。


The Islamists Strike (2012-13)

今回はS木氏とYN氏のお二人をイスラム側に、序盤からのキャンペーンシナリオのインスト戦を実施。ちなみにシナリオはもう一本、フランスの介入からスタートする終盤3ターンのシナリオも収録されています。

Mw43-os-2019090827a

結果はイスラム連合の猛攻により、MNLAの主力が序盤で壊滅。そこからの速攻でマリ南西部に侵攻したイスラム側が、マリ政府軍を蹂躙してニジェール河流域を首都に向けて西進。いまだ動員もままならないフランス軍は、五月雨式に空挺部隊を投入して戦線を支えますが、圧倒的な兵力差で押し切られ壊滅。第6ターンで主要都市の制圧によるイスラム系武装組織のサドンデス勝ちに終わりました。

政府軍的には「ぐぬぬ」という展開でしたが、例によって不利をボヤキながら前進→拠点設営→拠点支援下での総攻撃を進める慎重なS木氏と、速攻電撃戦を主張するYN氏のドタバタが大変愉快なセッションでした。

|

« Lead the Way : GCS 2019/09/01 | トップページ | Operation Crusader : 猿遊会 2019/09/15-16 »

MW43 OS」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« Lead the Way : GCS 2019/09/01 | トップページ | Operation Crusader : 猿遊会 2019/09/15-16 »