Ambush! : GCS 2020/03/28
FORGER氏との中東空戦ブートキャンプは、新型機とともに消耗戦争へ。
Elusive Victory - GMT Games(→)
EV12: Ambush! 1970/07/18
長びく消耗戦争のさなか、スエズ西岸奥深くでSAM狩りを続けるイスラエル軍最新鋭のファントム飛行隊(201 Squadron)に対し、こちらも新型のSA-3を含むエジプト軍が待ち伏せを仕掛けるシナリオ。実際にこの日の戦闘では、同飛行隊隊長のShmuel Hetz少佐が撃墜されています。
シナリオ本来の攻撃隊は、それぞれF-4Eの4機編隊の爆撃隊と武装護衛のペアが2隊という編成です(他にシナイCAPとスタンドオフ・ジャミング隊が登場)。しかし今回はスタンドオフ・ジャミングと対レーダーミサイルの練習をしてみましょうということで、編成を変更。シュライクARMの早期供与があったという想定で、武装護衛に代えてシュライクとクラスター爆弾を搭載したSEAD任務の編隊を使用してみました。N村は引き続きエジプト軍を担当しています。
というわけで新装備を抱えた新型機で勇躍スエズ西岸に侵攻したIAF攻撃隊でしたが、
スエズを渡った5分後にはこの惨状。攻撃隊を十分に引き付けたエジプト軍は、埋伏していたSAM群を一斉に活性化。全方位からのSAM攻撃により、攻撃隊のファントム16機のうち5機を撃墜する大戦果を挙げます。とはいえこれは機材や戦術云々以前に、エジプト軍をなめきった本攻撃の設定自体が問題だよね、という感想戦となりました。プレイ時間は5時間強。
またカイロ防空隊をのぞくほぼすべてのSAMが攻撃を実施したにもかかわらず、SAMによる撃墜は3機(SA-2で2機、SA-3で1機)のみ。このミラージュとは異なりレーダー警報装置とジャミングポッドを搭載したファントムの電子戦能力は、次の戦争で真価を発揮することになるのでした。
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