Bios Origins 2nd : GCS 2020/11/22
先の記事のように、11月のプレイを目論んでいたHigh Frontier第4版が到着しなかったため、今月は旧作おさらい会に。HF4Aの登場で再び俎上に上がってきた連結プレイの前に、関連バリアントの人柱会を目論みました。
C3:Merfolk Non-Campaign, Bios: Origins 2nd (→)
というわけで海洋生物バリアントの登場です。本バリアントはアザラシのように陸上でも呼吸可能な海棲知的生物が進化したという想定で、海洋資源を用いて文明を発展させるというものです。海洋資源では、通常の地上設定での農業が漁業に、家畜化の対象はイルカやクジラなど大型の海棲哺乳類に置き換えられています。また「航海術」のインフラも、陸上を通行可能な距離として使用されます。
ルール的にはほぼこれだけの変更で、プレイ自体はさほど問題はありません。しかし海洋資源は大陸棚にのみ設定されている関係で、実際に利用可能な海洋ヘクスはほぼ沿岸に沿った一次元。このため盤面の融通がほとんど効きません。また気候変動のジャングル/砂漠の遷移も、海洋には関係なく無意味なイベントに。サメ騎兵やイカ養殖といったシュールな文明史は愉快ではありますが、同じ要素で展開に融通が利かないなら、あえてこちらをプレイする必要は無いよね、という感想戦になりました。今のところ特に調整は入っておらず、現状では趣味のバリアントです。
実際のゲームの方は、台湾ダコ(軟体動物)、大西洋アザラシ(脊椎動物)、インド洋の謎の光合成生物(植物系?)での3人戦。N村担当のニョロ植物は、文化多様性プレイで産業点で突出。しかし終盤にアザラシのプロパガンダ攻勢で産業得点を封印され、政治点勝負に。ここで途中集計でアザラシの獲得していた政治点ボーナスが鍵となり、地球の知的生命を主導するのは大西洋アザラシ文明(YMD氏)の政治家たちとなったのでした。
朝の軽いOrigns. 僕はニョロ助!光合成が大好き! pic.twitter.com/dqNzTaZy6G
— N村 (@enumura) November 22, 2020
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