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Conflict : RBT 2021/01/01-05

年末に引き続き、新春ウォーゲームも近未来太陽系戦史から。

M3: Comflict, HF4A - Sierra Madre Games ()

2020年2月リリース予定のHigh Frontier 4 Allのモジュール第3弾。戦闘と戦争に関する外交・政治ルールを追加します。今回は昨年中に一旦翻訳を完了しておいた和訳のバグ取りと、別途発売予定の第6プレイヤー用セット()による6人戦の確認を兼ねて、正月休みの暇を見てVASSAL版での6人戦ソロプレイを実施してみました。

本題となる戦闘ルールは、レイガンで射撃戦、スラスター自体でミサイル戦、バギーで地上戦を実施し、放射線耐性が防御力となる旧版のルールをほぼ踏襲。さらにマスドライバー等の実体弾短射程兵器に相当する「ガン」、パワーサットのビームを「反射衛星砲」として攻撃する「ミラー戦闘」、隕石落としの「ドロップストーン」、さらに「反物質爆弾」などの新たな攻撃方法を追加。特に使いにくいわりに無暗に気合の入った「ドロップストーン」のルールが、SF設定としては大変に面白い内容でした。とはいえ交戦状態に持ち込むこと自体が大変なゲームですので、小競り合いなど起こす余裕はなく、決定的な局面でしか戦闘が発生しないのは旧版と同様です。

また「戦争」の勃発と終了に関するルールとして、宇宙政策評議会のルールが大幅に拡張。地球外の工場建設が進むと宇宙勢力同士の内需が拡大し、地球への依存度が低下して自治権要求運動が発生するというストーリーで、「宇宙自治独立派」と「地球主導派」のふたつに陣営に分かれた戦争が発生します。最終的に地球派勝利の「宇宙帝国」または宇宙派勝利の「宇宙共和体制」のいずれかの形で戦争が終了し、それぞれ特別ルールを適用してゲームが継続するという流れとなっています。

ちなみに現段階で和訳は71ページ。「21世紀後半の技術で発生した『外惑星動乱』」とでも言うべき、重厚なSFウォーゲームに内容となっています。ちょっとミランダ先生、Free Marsの開発に手間取ってるうちに、こんなのを出されちゃったじゃないですか!

またプレイヤーを追加した6人戦の方は、カードの増えた第4版デッキをもってしても、中盤にはパテント難民が発生するのは如何ともしがたい。戦争ルールの導入とは関係なく、正直6人プレイはお勧めできないな、という感想です。とはいえ灰色勢力用トークン自体は、あって困るものではないですが。

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