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Labyrinth : GCS 2021/09/25

9月の坂戸例会でも、今月のお題は対テロ戦争から。

Let's Roll!: Labyrinth - GMT Games()

こちらでもFORGER氏をお相手に、Labyrinthのリハビリ&拡張戦を開催。USを担当したN村は、序盤のアフガニスタン侵攻でアメリカの威信を地に落としたところからスタート。なんとかイギリスのブレア首相の助力もあり、欧州の対テロ強硬派を糾合することに成功します。またこの過程でジハーディストの資金も枯渇。このままセル狩りでテロリスト根絶サドンデスが狙えるのでは?というところまで持ち直します。
しかしここで、空気を読まないフセイン大統領が介入。どん底に落ち込んでいたジハーディストの資金を、「好きなだけ持っていきな!」と最高値に回復させる漢気をみせます。これにはギャラリーも爆笑、USプレイヤーは唖然。「サダム許すまじ」と復讐しようにも、先だって「イラクの大量破壊兵器疑惑」を不発で切っていたアメリカは涙目です。

Labyrinth-2021092502a

気を取り直したアメリカは、戦略を対テロ強硬路線で一致協力する国際世論を背景にした外交路線に転換。無事平定なったアフガニスタンを起点に、パキスタン→湾岸諸国→サウジアラビアと政情安定に専念。最終ターンに駆け込みでインドネシアの安定化に成功し、「良好国リソース12」でのアメリカの勝利に終わりました。

Fall of ISIL, Labyrinth: The Forever War, 2015-? - GMT Games()

続いては陣営そのまま拡張2へ。こちらはシリアとイラクにまたがるISIL国をめぐる内戦を主戦線に、各地のイベントでジハーディストの資金とアメリカの国威を削り合うという展開に。トランプ大統領のお守りをしながら国威の維持に努めるアメリカに対し、内戦に傾倒するジハーディストによりISIL戦線は次第にイスラム優位に傾きます。

Ltfw-2021092503a

ここで業を煮やしたトランプ大統領の鶴の一声により、アメリカ軍は問答無用のシリア侵攻を実施。アサド政権もろともシリアのジハーディストを揉み潰し、親米政権を打ち立てます(Fire and Fury)。しかし並行するイラク戦線では、改革派の民兵が壊滅。ゲーム終了を目前に、イラク全土がISILの手に落ちる危機となります。事態を重く見たスンニー派諸国は、連合軍部隊をイラクへと派遣(Arab NATO)。最終ターンのISILの攻勢をしのぎ切り、勝敗は時間切れ判定に。イラク転覆を差し切れなかったジハーディストに対し、シリア、湾岸諸国、パキスタンの安定化に成功していたアメリカの判定勝利に終わりました。

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