Days of Battle : GCS 2022/06/26
今月の坂戸例会は、土曜日は工作が完了したIONの新作、Stationfall(テスト版)の人柱会。こちらは製品版確定後に追々レビューするとして、日曜日は先月のリベンジ戦を開催してきました。
Days of Battle: Opening Blows to Komarom (Small), Panzers Last Stand - MMP(→)
というわけでBCSハンガリー戦より、第6親衛戦車軍シナリオのリベンジ戦。ソ連軍をFORGER氏、守る枢軸軍をN村での再戦です。また今回は、オリジナルではマップ2枚の北辺(ドナウ河北岸)のみを使用するという、必要エリア部分を抜き出したマップを作成してきました。
今回の第6親衛戦車軍は、初日に北部助攻の第24親衛軍団が対面の第211国民擲弾兵師団を破り、ガラム河に橋頭保と突破口を築くことに成功。増援の第4機械化軍団もこちらに投入され、中央のハンガリー軍セント・ラースロー師団の南北から突破を図る展開となります。北部からの突破を想定していなかった枢軸軍は大いに焦り、増援の第8装甲師団の布陣も煮え切らない配置となりました。
対して主街道の走る南部では、街道の分岐点(Sturovo駅付近)に布陣したハンガリー軍第1空挺大隊が、二日間にわたり同地を死守。これを迂回したソ連軍部隊により、司令部以下のSL師団主力は敗走しましたが、第5親衛戦車軍団と第9親衛機械化軍団の司令部、兵站が街道を進めず、軍団全体の前進がストップ。決定的な突破にはいたらず、SL師団は再編成の猶予を与えられます。また第1空挺大隊の敗走後も、背後の丘の縁に布陣したSL師団残余が支援の対戦車砲を据え、平野部の再編ヘッツァー大隊(中隊規模)とリンクして街道の交通を妨害。この隘路の突破は3日目まで持ち越されることとなり、最終4日目を残してソ連軍の投了となりました。
初日にセント・ラースロー師団が半壊して活性化に失敗したときは大敗を覚悟しましたが、活性化失敗でも準備防御を回復し、1ステップの再編部隊でも支援付きで遅滞戦を展開すれば意外となんとかなるものです。やはり抜けそうで抜けないギリギリ感が面白いシナリオだよね、という感想戦となりました。
例によって展開はこちらから。
1945年1月6日、ブダペスト北西ドナウ川北岸。第6親衛戦車軍団、集結の図。 pic.twitter.com/2LBI56jtAB
— N村 (@enumura) June 26, 2022
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