Speed Bumps : GCS 2022/10/30
Forger氏とのGTSバルジ会は、クレルヴォーを突破しバストーニュへの街道に突入。
S4, Speed Bumps, 1944/12/18 0700 - Night, Race For Bastogne - MMP(→)
先のシナリオ3の結末となる12/17日のクレルヴォー陥落に続く、独軍第2装甲師団の突破戦シナリオ。クレルヴォー西部からノヴィルの手前までの16kmを、第9機甲師団CCRを蹂躙しながら12/18の1日で駆け抜けるというシチェーション。扱う範囲はマップ1枚弱。登場部隊の規模も、攻め手の独軍も第2装甲師団の連隊戦闘団3個のみ。使用範囲が東西マップの連結部という惜しいところを無視すれば、期間、規模とも手ごろなサイズです。
またシナリオの切り取り方も、GTSの白眉である行軍隊形での道路移動→敵射程外での戦闘隊形変換と砲兵展開→制圧射撃下での突撃、という一連の流れが展開されるもの個人的にはおすすめのポイント。特にノヴィルと異なりマップの縦深があることから、攻撃側に戦闘準備を強いて時間を稼ぎ、攻撃をかわして順次後退するという、本格的な後衛戦闘がみられるシナリオはシリーズ初ではないでしょうか。作戦級のゲームで3倍の戦力を相手に「防御側退却」だけで切り抜けるというシチュエーションを、一段細かい解像度で堪能することができます。もちろん防御側が一手誤れば「防御側壊滅、攻撃側突破」の結果が待っているのですが。
というわけで今回は守る米軍、第9機甲師団CCR(および第28歩兵師団の残余)を担当。戦車大隊(M4A3中戦車とM5軽戦車)と戦車駆逐中隊(M18GMC)を後衛に、パンター4個中隊を主力とする第2装甲師団を受け止め、丸一日の後衛戦闘を展開。街道上の3か所に布陣した機械化歩兵大隊は第2陣地まで抜かれ、戦車部隊も半壊しましたが、最後の第3陣地を守り切ってバストーニュ方面への阻止。米軍の逃げ切り勝利に終わりました。
「徐行帯」Race For Bastogne - AAR https://t.co/toTzIiQ4Oh #Togetter なるほど「Speed Bumps」でした。
— N村 (@enumura) October 30, 2022
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