Stationfall : GCS 2023/01/28

2023年最初の坂戸例会でも、Stationfallの人柱会を開催。またゲームボードを差し替える別売りのネオプレーン製マットも到着しましたので、ミニチュアセット、ネオプレーンマットも使用したフルオプション仕様での開催となります。

Stationfall - ION Game Design (→)

今回はテスト版経験者4名に、初プレイ1名でのインスト＆リハビリ戦。また今回もＮ村はBOTルールの確認のため、BOTキャラクターとしてゲームに参加しました（プレイヤー4名、BOT1名での5人戦相当）。そして引かれたBOTはリーガル（法務ロボット）という波乱の開幕です。

というわけで脱出ポッドの射出には秘密保持契約書(NDA)が必要となる鬼仕様でしたが、リーガルBOTのスクリプトはNDAの発行と所持者の脱出にはイケイケで協力する仕様でしたので、こちらの苦労はさほどでもなく。問題はゲーム中盤、ようやく重い腰をあげたForger氏が退船命令フラグのため燃料庫と原子炉を破壊し、ステーションを停電に陥らせたことが引き金となります。

首尾よく停電トリガーによる退船命令が発令されたのは予定通りでしたが、ここで「X計画保管庫」から生物兵器の実験体が逃走。この実験体、攻撃力は高いものの、防御力は人間と大差なく、過去に登場した際はあっさり殴り殺されていたという出オチキャラ。しかし今回は停電により出現したことで「暗闇では攻撃自体を受けない」という特殊能力が常時発動。まさにエイリアン、というスーパークリーチャーとなり、行き交うクルーを片っ端から殺害。終了寸前に照明の修理に成功したクローン作業員に仕留められるまで、クルーの半数を屠る惨劇となりました。

結果は片っ端からクルーを脱出させたリーガルBOTが順当に勝利。以下、自身は実験体に倒されながらも諸々のデータ漏洩を防いだオペラティブと、PC&BCの脱出で地味に稼いだストレンジャーが同点。コープシクル、ドクター（ハイド氏）の順位となりました。プレイ時間はインスト込みの4時間ほど。初回のインストが入ると、さすがに手間がかかりますね。

近未来、地球低軌道。 pic.twitter.com/rRQa4Ju5kG

— Ｎ村 (@enumura) January 28, 2023

・本日のメモ

「Character Dossier」のTIPSはあくまでプレイガイドでありルールではない。またここに「〇〇できる」と書いてあることは「このキャラクターのみ〇〇できる」を意味しない。
中間圏に配置されたキャラクターとそのアイテムは、ライブ／ダウンの如何を問わず脱出済とみなされる(4.6.6.1)。ダウンしたキャラクターの搭乗したポッドを他のキャラクターが射出操作した場合など「ダウン状態だが脱出済」はよくあるケース。
デアデビルの「一点突破」の対象は「ハザード」全般であり、後付けの「ハザードマーカー」に限定されない。ルール上はヘルメットなしで宇宙空間に留まってもダウンしない。※ただし「ロケットウィング射出」で大気圏突入する時は、さすがにヘルメットが必要だよ、というのがQuirkesの記述。