Stationfall : GCS 2023/02/25
今月の坂戸例会もステーションの惨劇から。
Stationfall - ION Game Design (→)
今回は経験者3名戦。この組み合わせですと、一戦が一時間前後で終わるカジュアルなゲームです。また今回はミニチュアは使用せず、基本セットのシリンダー駒を使用。これはこれでアイコンがわかりやすいのですが、見た目は地味ですね。
1戦目のN村の担当は、プロジェクトXの実地試験を目論む軍人のカーネル。オフィサー専用脱出ポッドでの脱出のタイミングをはかりつつ、ステーションの自爆とプロジェクトXの解放を目論見ます。同じくオフィサー資格を持つオペラティブ(企業工作員)が、専用ポッドの前に居座ったのを見て、この排除を兼ねて行動を開始。通りすがりにオペラティブを銃撃でダウンさせ、ポッドに飛び込み脱出。並行してブリッジのエンジニアにプロジェクトXをリリースさせ、残るクルーを怪物で蹂躙……を目論んだのですが、登場したのは地上の研究施設と繋がっているワームホール。まぁ脱出が楽になったからいいかと、サブキャラクターのドクター(悪)をワームホールから脱出させたあたりでステーションが自爆。順当にカーネルの勝利となりました。平和利用研究だったんかい!
阿鼻叫喚の事態となったのは続く2戦目。N村の担当にはステーションチーフ、カウンセラー、エンジニアと、今回の全オフィサーが集結。これはチーフ(PC)の正体を隠しつつ、残るオフィサーで退船命令を出して片っ端からクルーを脱出させればいいか、という割合気楽な布陣です。
しかしそうは問屋が卸さない開始2分目。Forger氏がセキュリティ(警備ロボット)の正体を暴露し、攻撃制限の解除を宣言。またその協力者のコンソートが、警備室で監視カメラをOFFにするというコンボを決めます。通常のセキュリティはいわゆる「悪人」や、犯罪フラグが立ったキャラクターしか攻撃できない制限がありますが、これで無差別攻撃が可能に。ちなみにセキュリティの主得点は「武器を所持してダウンしたキャラクター」の人数で、ダウンさせてから武器を持たせて「暴徒でした」と報告してもOKなのがポイント。さっそくプリント工作室で証拠捏造用の棍棒を出力するセキュリティ。ちなみに装甲化されたセキュリティを撃破できる銃も、当人の居座るプリント工作室でのみ作成できます。これはひどい。
というわけで暴走ロボットから逃れるべく、カウンセラーが早々にブリッジへ。順当に退船警報のボタンを押したカウンセラーですが、続くForger氏も影響力を置いていたため、追加でステーションの時限自爆装置(4ターン)もオン。慌ててボタンを連打してしまったのでしょうか?これはひどい。
ならばと続くN村も、カウンセラーでプロジェクトX保管庫の解放ボタンをオン。もうカウンセラーは完全にパニック状態。これはリリースされたモンスターで暴走セキュリティを牽制できれば……という目論見だったのですが、登場したのは生モノにしか興味のない触手モンスター。セキュリティを素通りしつつ、手近なクルーを次々と飲み込んでゆきます。これはひどい。
結局、暴走モンスターとロボットを抱えたままステーションは爆散。こんな慌てぶりのため、各プレイヤーとも微妙得点(6VP)で横並びという珍事。結果は起死回生のシュレーティンガー暴露で正体をエンジニア(脱出者が少ないと得点)に入れ替えたN村が、未使用買収分1VPのリードで僅差の勝利となったのでした。
獲物が来ないでチュー(カワイイムーブ pic.twitter.com/Ujv3fnz8fa
— N村 (@enumura) February 25, 2023
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