Neanderthal : GCS 2023/03/26
先日から四半世紀ぶりに『2001年宇宙の旅』を読み返していたのですが、改めて読み返すと、いまなら理解できる発見があり面白い。そして本作をネタにしたゲームがあったよなと思い出し、ひさしぶりに例会に持参してみました。
Neanderthal - ION Game Design / Sierra Madre Games (→)
というわけで登場したのがこちら。早速問題のバリアントシナリオを……と思ったのですが、前回のプレイは実に5年前。参加者のリハビリのため、まずは通常設定での3人戦を開催。
N村の担当はネアンデルタール人で、婚姻形態は乱婚制を選択してのスタート。貧弱な語彙による部族の混乱と、次々と送り込まれるYMD氏ハイデルベルク原人(一夫一妻制)の婿ミサイルに苦戦しながら、終盤にはなんとか部族社会に到達。しかし早急な社会発展に主得点となる家畜と発明の取得が間に合わず、異族婚による大量得点で急追してきたハイデルベルグ原人の逆転勝ちに終わりました。結局ネアンデルタールの居留地は、無駄飯食いの狼とアイベックスに取り囲まれただけで終わりました。
Alien Intervention
続いては本題のバリアントシナリオである「異星人の干渉」へ。後にPax Vikingを発表することになるJon Mankerによるバリアントで、南北バイオームを4x5列に配置したマップを作成。プレイヤーの手駒である部族民は、ターン毎に狩場をリセットする通常の設定ではなく、このマップ上を移動しながらバイオームを探索。この過程で異星人の監視装置である「アーティファクト」を発見し、複数のアーティファクトの前で狩猟を成功させると「知的生物として見込みあり」と認定され、進化の階段を登ることになる、というものです。
この設定はなかなか面白いのですが、毎ターンの移動範囲が隣接バイオームに制限されているのが曲者。バイオームのランダムな初期配置によっては、周囲が初期設定の脳内ポータルでは狩猟困難な狩場で囲まれている危険があり、今回はN村担当のネアンデルタール人がこの罠に陥りました。本来のソリティア・シナリオとしてはハードモードもアリですが、対戦用としてはちょっと厳しいシナリオです。
結果は鴨とウサギという二大カモ狩場にモノリスを発見したハイデルベルク原人(YMD氏)が、4ターンに渡るモノリス詣でをなんとか成功させて監視者も根負け。次の試練に向けて進化の階段を登ることになったのでした。
4万5千年前、氷河期の北ヨーロッパ。僕はネアンデルタール人! pic.twitter.com/wrzVtHgjJ6
— N村 (@enumura) March 26, 2023
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