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LC:IP, Beachhead : GCS 2023/09/24

Forger氏との沿岸海兵連隊ブートキャンプも、ついに最後のシナリオに到達。

Beachhead, Littoral Commander: Indo-Pacific - The Dietz Foundation ()

ふたつの海兵隊TFと1個SAGの守る台湾に、2個SAGに護衛された輸送船団で合成大隊規模の上陸部隊が上陸してくるという「台湾侵攻」シナリオ……と言いたいところですが、煮え切らない兵力からもわかるように、台湾侵攻の成否を問うものではなく、あくまで演習のための状況設定という格好です。とはいえ24個小隊相当の中国軍上陸部隊は圧倒的で、ユニットトラッカーの配置場所には困るわ、色キューブは足りなくなるわといった、本作収録の中では最大級のシナリオです。

Lc-s6-2023092450a

プレイの方は、開戦劈頭の米軍SAGへの弾道ミサイルでDDGXとDDGチェイフィーが撃沈。果敢に海峡に突入して反撃した残るDDGマキャンベル(と無人哨戒攻撃艇)も、DDG鞍山と刺し違えて米軍側の海上戦力が壊滅。またマキャンベルと哨戒艇が捕捉した輸送船団に、台湾の海兵隊からHIMARSや海洋打撃トマホークが叩き込まれましたが、中国艦隊は迎撃に徹して船団を収拾。打撃力に偏重したデッキ構成の米軍が海洋索敵アセットを欠いていたこともあり、中国船団は一旦姿をくらますことに成功します。

こうして一旦足並みをそろえた侵攻艦隊は、中盤に足並みをそろえた台湾上陸に成功。しかし砲兵や兵站などの支援部隊を欠く軽装備の揚陸部隊では、内陸に引いた海兵隊を追撃するには至らず。ここは拙速に艦隊からの精密攻撃兵器での地均しを怠った中国軍の采配ミス。しかし機械化歩兵と軽戦車の軽装備とはいえ、前線部隊の数に勝る中国軍は北西部の新竹から桃園を中心に、複数の空港と港湾を確保することに成功。空輸でロケット砲兵と防空ユニットが送り込まれ、先鋒も台北市まで40kmに迫ったところで、米軍投了。第4ターンで中国軍の勝利に終わりました。

最大級のシナリオでしたが、正味のプレイ時間は4時間ほど。デッキ構築と感想戦に時間が割かれたのはいつものことでしたが、この規模のシナリオでも通常の例会内で余裕をもってプレイできるのがわかったのは収穫でした。

◆本日のプレイミス

米軍68「無人水上艇」展開済のISRカウンターなので、フリーアクションで行動可能。

◆今回初登場のJCCメモ

米軍90「無人潜水艇攻撃」コスト4配属系。毎ターン4ヘクス以内の海上ユニットを、2回まで魚雷攻撃。回数無制限の即死攻撃は魅力だが、射程が海上ZORより短いのが難点。たぶん母艦も生きて帰れない。

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