Interstellar : RBT 2024/02/04-13
GGGの例会報告と前後しましたが、Xの方でも恒星間探査のソリティアをプレイしていました。
Interstellar - ION Game Design / Sierra Madre Games (→)
以前微妙な結果に終わったアルファ・ケンタウリ航路へのリベンジ戦。この航路、主系列星に最短で到達できるものの、その途上には重厚なLIC(局所恒星間雲)が存在。こうなると対策技術を準備する猶予期間も短く、距離の短さが仇になってしまうという上級者向けコースです。今回は初期マーケットに対LIC浸食技術のひとつが登場していたため、これを保険にすればいけるだろうという皮算用です。
今回は船体の改良が順調に進行した結果、増設した船首シールドのみでのLIC突破に成功。またここで回収されたナゲット粒子を応用した準安定状態ヘリウム技術の研究の副産物として、開始5ターン目には早くもポストヒューマンが登場。さらに発見されたアルファ・ケンタウリAのゴルディロックス惑星の環境が思わしくなく、到着までにテラフォーミング技術が間に合わない公算となりましたが、ナゲット技術を応用すれば手前のプロキシマ・ケンタウリのスーパーアースが居住可能となることが判明。プロキシマ&アルファ・ケンタウリ星系を駆け抜けながら、最初の植民ポッドがプロキシマ星系に投下されます(2194年)。
さらにその先の褐色矮星連星系ルーマン16にも、ガスジャイアントの衛星に地下海洋が存在することが判明。人間には過酷な環境ですが、それをものともしないポストヒューマンを含む植民ポッドが投下され、第2の系外植民地が誕生(2218年)。
エクソダス号はさらにその先のインディアン座イプシロン星系(要改造のハビタブル惑星を観測)を目指してミッションを継続。この道中で先の準安定ヘリウム応用の電力技術と、バサード・ラムジェットの研究が始まり、両者を組み合わせれば無限の推進技術が誕生するのでは?と、船内は楽観ムードに包まれます。またポストヒューマンの登場後(勝利条件が協力ゲームから個人勝利に強制変更)、個人主義の蔓延していた個人主義の蔓延した船内社会に、地球とミッションへの帰属意識を再確立することに成功(ディープフェイク技術による勝利条件の再設定)。船内憲章の順守が再確認されるという一幕もありました。
しかしここでイプシロンAa用テラフォーミング用ナノマシンの開発中に漏洩事故が発生(2290年)。この対処でクルーの過半と準安定ヘリウム技術の研究機材が失われ、残された物質的、人的リソースでイプシロンAaに植民できるか否か?という危機的状況に一転。残る全燃料を費やしたエクソダス号はなんとかインディアン座イプシロン星Aの軌道で停止(2326年)。氷彗星の投下によるテラフォーミングを経て、第3の系外植民地を設立し、三世紀半にわたるミッションは終了となりました(2338年)。
最終的な合計得点は173VP。植民天体数3(プロキシマ・ケンタウリa, ルーマン16B, インデアン座イプシロンAa)、公開ナゲット数3個。協力ゲーム勝利段階は大勝利で「恒星間人類は爆発的な成長を遂げた」という結果に。終盤のトラブルで失点しましたが、三か所を植民できればさすがに伸びますね。
亜光速恒星間探査ボードゲーム「Interstellar」 - RBX https://t.co/ae3W6QH138 2100年の太陽系出発から、2338年インデアン座イプシロン星系でのミッション終了まで。
— N村 (@enumura) February 13, 2024
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