Pax Hispanica - レビュー&AAR : GCS 2025/01/25
年を越してようやく国内に入ってきたPAXシリーズの最新作を、到着翌日に人柱会を開催してきました。
2024年最後のゲーム会も終了いたしましたので、今年も恒例の「N村的ベストウォーゲーム」をメモしておきます。
選考対象は例によってウォーゲーム界の流行や新作とは関係なしに、N村が「2024年に初めてプレイした作品」です。
過去分はこちらから→「年間ベスト」
新作バルト海のリリースも近づき、ルールのアップデート作業にいそしむ今日この頃。新作の前に翻訳から一年近く塩漬けになっていた大型シナリオに加減に手を付けておこうと、お試し会を開催。
Pax Hispanica - ION Game Design / Sierra Madre Games (→)
「Lords of the Spanish Main」(2006, SMG)のセルフリメイク。17世紀のスパニッシュ・メイン地域(カリブ海周辺のスペイン勢力圏)を舞台に、スペイン、ネーデルランド、フランス、イングランド、クールラントの冒険商人立身出世ボードゲーム。新大陸の植民地を独占したスペインの保護貿易体制に風穴を開け、植民地と伝道所を築き、先住民を教化して市民化し、植民地の労働力が奴隷から市民へと転換する時代の流れを駆け抜けます。
ゲームシステムとしては、マーケットからのタブロー形成と、イデオロギー別の複数の勝ち筋(新大陸超大国、小国分裂、西欧植民地、奴隷解放国家)というあたりがPAX要素。
サマール沖に続く午後には、個人的には久しぶりにコマンドマガジン付録ゲームをプレイ。その後は「Take that Hill!」(FCI)もプレイしていたのですが、こちらについては後日。
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