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Hearts and Minds 3戦:GGG05/09

久しぶりに参加した今月のGGGは、カードドリブン&カードゲームの連戦となりました。

Hearts and Minds(Worthington Games)

というわけで、プレイ強化期間中のHearts and MindsをS木氏と。

まずはインストで1965年シナリオを2戦。いずれのプレイも早々に共産側が南ベトナムを席巻(Doveサドンデスと支配州サドンデス)。あっさりと北の勝利に終わります。やはり南ベトナムの政権維持を睨みながらプレイしなければならない連合軍側は難しい模様です。

続く第3戦も1965年シナリオ。担当は引き続き南側自由陣営をS木氏、共産側をN村です。

序盤からMekong DeltaとIron Triangleのゾーンキャンペーンを仕掛けた共産側に対し、南側はキャンペーンを選択せずに待ちの姿勢。このため北のゾーンI,IIでは南ベトナム側が、サイゴンから南のゾーンIII,IVでは共産側優位と、旗色がはっきりと分かれます。共産側は中部山岳地帯のゾーンIIへの浸透を目論み、Ia Drangキャンペーンを仕掛けますが、要衝Darlacを落とせず敗退。全体の情勢は膠着したまま中盤を迎えます。

とはいえ両軍の小競り合いは続いており、互いにリソースポイントはカツカツ。60年代が終わっても共産側は必要なポイントが備蓄できず、Tet Offensiveは見送り。Easter Offensiveも実施できるか怪しい状態。

ここで戦線が動いたのがカンボジア。ホーチミン・ルートを遮断するため国境エリアに遠征してきたカンボジア政府軍に対し、共産側はCampaign Xを発動。北ベトナム軍をカンボジア内部に投入し、クメール・ルージュと協力してカンボジア政府を崩壊させます。

その間に南ベトナム側は、ゾーンIIから南下してゾーンIIIの解放作戦を開始。一進一退の攻防が続きますが、正面戦闘では支援ユニット山盛りの南側が優勢。ゾーンIIIに南ベトナム軍の楔が打ち込まれます。

この南部の危機に、共産側は相対的に手薄になった最北ゾーンIでの正面攻撃を発動。米軍撤退開始で再建が困難な平定エリアを潰し、ついでに南ベトナム軍を削ってクーデターを誘発する作戦です。この損害をかえりみぬ攻勢で、共産側はゾーンIを完全に制圧することに成功。損害のかさんだ南ベトナム側は、政権崩壊に備えたSPRを備蓄しますが、ここでNguyen Cao Ky副大統領の空気を読まない発言が炸裂。政権崩壊でDoveポイントが振り切り、1971年で共産側のサドンデス勝利に終わりました。

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