Combat Commander Pacific & New Guinea : YSGA 09/04
Inside the Armor に続いて、この日の本題の Combat Commander: Pacific と新作の Battle Pack 4: New Guinea をプレイ。
CCP/BP4:SM1 Rabaul Rousers, Rabaul, 1942/01/23(*)
まずは新作の Battle Pack 4: New Guinea より。Invade Order のシナリオをプレイしてみたいというN村の要望により、日本軍によるラバウルへの夜間上陸作戦をチョイス。担当は日本軍を堀場氏、守るオーストラリア軍がN村です。
守備範囲のわりに指揮官が2名と少ない豪軍は、日本軍が内陸に展開する前に機関銃で掃射しておくべく照明弾を要請。しかし打ち上げる照明弾はことごとく目標をはずれ、終いには豪軍陣地を照らし出す始末。諦めた豪軍は、Lt.Payne 率いる予備の小隊を手薄な海岸側に展開し、ひとまずこちらの対処に専念します。
対する日本軍は、Lt.Atsuda 率いる主力が Palm を抜け、高台の陣地を目指す構え。またSgt.Obata 率いる別働隊が海岸側を迂回します。そしてここで猛威を振るったのが、豪軍の2丁の HMG でも、 Scout まで配属された M.Mortar でもなく、次々と繰り出される Hidenn Wire による鉄条網。シナリオ特別ルールで豪軍の Command Confusion が Hidenn Wire として使用できたため、かつてない数の鉄条網が日本軍の足を引っ張ります。そして足を止めた日本軍別働隊に対し、豪軍予備隊の Enfilade 射撃が炸裂。2個小隊を壊滅させ、日本軍別働隊をほぼ無力化することに成功します。
別働隊の迂回が阻止された日本軍は、増援とあわせて主力を高台に指向。Gully を伝って頂上の陣地に迫ります。そして射撃と突撃で Sgt.Swanton 率いる守備隊を半壊に追い込み、のこのこ現れた後詰の分隊もあっさり撃破。あとは主力の突撃を待つばかり……というところで時間切れ。薄い防衛線を障害物でカバーした、豪軍の守り勝ちに終わりました。
CCP:SD Operation Cherry Blossom, Bougainville Island, 1943/11/01(*)
続いては Pacific のオリジナルセットより、再び Invade の米海兵隊によるブーゲンビル島オーガスタ湾への上陸作戦。今度は立場を入れ替え、N村が侵攻側の米海兵隊を担当します。
本シナリオの米軍には、海兵隊15個分隊に指揮官5人と、質量ともに十分な兵力が与えられています。しかし今回の問題はランダムに引かれた Object チットで、地図版中央の目標に実に14VP(さらに米軍の Secret Object からも+2VP)が割り当てられていることが判明。こうなると日本軍は中央を Banker と Pillbox でがっちりガードすることになり、海兵隊にとって非常に苦しい戦いとなりました。
なんとか左右から迂回を進めた海兵隊でしたが、日本軍の阻止射撃により前進は遅々として進まず。さらに後方で Mifune 先生が暴れだしたことで、海兵隊の隊列は混迷。残り時間でVPの大差を埋められる見込みが立たず、最終ターンを待たずに海兵隊の投了に終わりました。
・Emperor's Hero, Mifune
というわけで、もはやネタとしか思えない Mifune 先生の無双ぶりを紹介しておきます。
今回の同氏は、終盤のイベントで地雷原にはまった海兵分隊のヘクスに登場。0VPの Hero 相手に切られ損になることを嫌った海兵隊は、同ヘクスから移動。しかしここで見事に地雷にはまり、Broken となり地雷原へクスに差し戻されます。そして混乱する海兵隊の背後に、白刃を煌めかせた Mifune 先生が迫ります。続く白兵戦で、海兵隊は辛うじて Mifune 先生に勝利。
ほっと胸をなでおろした海兵隊でしたが、これは Mifune の狡猾な罠。直後の Working Wounded イベントで復活し、隊列の最後尾をトボトボ歩く Lt.Sanborn の目前に突如登場。一刀のもとにこれを切り捨てると、隣接する海兵分隊に銃剣突撃( Bayonet カード使用)。結果は引き分けで両者除去となり、海兵1個分隊と将校1名を道連れに、オーガスタ湾で壮絶な最後を遂げたのでした。なんだそれ。
2011/09/05 追記
コメントでのAMIさんご指摘の通り、Heroは除去されるとゲームから一旦除外されるため(3.3.2a)、Casualty Track のユニットを対象とした Working Wounded で復活するという処理はイベントの適用ミスでした。こうして残念ながら Mifune 先生の活躍は歴史の闇に……無念。
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コメント
せっかくのミフネ先生のご活躍なんですが、ヒーローは除去されたとき、Casualty Trackには置かず、counter mixにもどされるのでWalking Woundedイベントでは復活しないのではありませんか?
投稿: AMI | 2011年9月 5日 (月) 21時58分
確かにご指摘の通りですね。ひさしぶりの Combat Commander でこのあたりの処理をすっかり忘れていました。精進いたします。
活躍は面白かったので、折角なのでこのまま晒しておきます。
投稿: N村 | 2011年9月 5日 (月) 22時59分