Inside the Armor : YSGA 09/04
先日のゲームサークル坂戸に続いて、今月の YSGA でも Inside the Armor を投入。堀場氏をお相手に2戦してきました。
Inside the Armor - Jonathan Miller(*)
まずは米軍を担当してのインスト戦。先日の対戦で、艦内動力ツリーの基点となるボイラーの保全が最優先との教訓が得られたため、被害の大きな艦首部を放棄し、艦尾缶室を死守する戦略で挑みます。
ところが艦首缶室で早々に火災が発生。さらに爆発イベントを並べられるに及び、ひとまずこの手当てに追われます。カードが流れるまでの延べ2回の小爆発で、艦首部の動力は完全に絶たれますが、火災が落ち着いたのちは艦尾缶室の破口閉塞に成功。艦尾の電力で CIC と両用砲を稼動させ、なんとか序盤を乗り切ります。
引き続き艦尾缶室の排水を進める米軍でしたが、艦首部浸水による水圧は乗組員の想定以上で、閉塞したはずの破口が圧壊。この再度の浸水で艦尾缶室の設備は次々とダウン。パニックに陥った乗組員は効果的な応急処置が取れず、被害拡大→動力停止→応急機材動かず→被害拡大の悪循環に呑み込まれます。最終的にすべてのボイラーが停止に追い込まれ、米軍敗北で終了となりました。
幸いにも堀場氏にも気に入っていただけたようで、この日の本題の Combat Commander: Pacific のプレイ後にも、立場を入れ替えの再プレイを実施。日本側で先にやられた火災プレイを試してみますが、はしから消化され小爆発にも至らず。あきらめて浸水プレイに切り替え、艦尾まで漏水を広げて機関部全体の水没を目論見ます。この漏水攻勢により最終的な浸水量は4,000トンに及び、相次いでボイラーと発電機が停止。再び米軍敗北で終了となりました。
一旦システムの連鎖停止が発生すると、動力の再配分にかなりの時間を要するため、米軍は受身で被害に対応しているだけではジリ貧に追い込まれます。守るべき場所と捨てるべき場所の決断が難しく、今のところは艦船側のほうが難しい印象です。このシナリオの場合は、動力の生きている序盤にVPを稼ぎ、貯金を守って逃げ切りを狙う戦略が有効そうです。
Inside the Armor のプレイ後は、堀場氏提供の「インカの黄金」を8人戦。引き際を見極められずに散々な結果かと思いきや、意外に小銭で稼いで結果は3位に終わりました。
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