Let's Roll! : ソフィアゲームクラブ 2012/09/02

すでに第9回となるソフィアゲームクラブですが、Ｎ村自身はなかなか予定が合わず、今回が初参加。
同じく初参加の syphalias 氏をお誘いし、Labyrinth を連戦してきました。

Let's Roll!: Labyrinth - GMT Games(→)

今回は syphalias 氏へのインスト戦。Ｎ村はUS側を担当し、アフガン侵攻から始まるオーソドックスな戦略で挑みます。

一手目で Afganistan に侵攻した米軍は、現地のセルを狩り立てて、Prestage を回復。ここで稼いだ威信を背景に、第2ターンには同地をアメリカ色に染める事に成功。対するジハーディスト側は、ロシアを経由して主力は欧州へと脱出。平定を済ませた米軍もさっさと本土に帰還し、次の戦場に備えます。

ここで次の方針を思案する US でしたが、場当たり的なカードプレイの結果、ジハーディストの Fund が大きく低下していたことを発見。この上昇を防ぐとともに、セル狩りによるジハーディスト根絶を目論みます。続く数ターンで、イスラム諸国のセルは特殊部隊に、欧州のセルはアメリカの圧力により強硬派に転じた各国警察により次々と摘発。ゲーム半ばにしてセルが全滅し、1戦目はUS側の勝利に終わりました。プレイ時間はインスト込み2時間ほど。

続く第2戦も、米軍は Afganistan への侵攻・平定を順調にこなす幸先のよい展開。ムスリム各国への外交攻勢を強め、Good Resource での勝利を目指します。ジハーディストは今回も北回りで脱出。Central Asia や Russia での WMD の入手を目論みますが、失敗して次々と摘発。一時は残り1個まで減少する苦しい展開となります。

もはや風前の灯火かと思われたジハーディストでしたが、Abu Sayyaf で Philippine に新たなセルを登場させると、Indonesia を拠点に急速に増殖。Pakistan になだれ込む気配をみせます。この間 US も手をこまねいたわけではなく、Pakistan の同盟化工作を進め、米軍の駐留を目論んでいました。しかし Zarqawi によるプロットと Kashmir により、米軍展開寸前に Pakistan はあっさりと反米化。US も Covert Action で抵抗しますが、なだれ込んできたセルにより Major Jihad が成功。ついにイスラム原理主義国家が誕生します。

こうなってはもはや武力解決しかないと、米軍は躊躇なく Pakistan に侵攻。こちらもすばやく経済の立て直しには成功しますが、既に同地の WMD は流出した後。とはいえ Patriot Act は発動済みで、欧州方面のセルは壊滅していたため、WMD の件は一旦保留。US は Indonesia のジハードを警戒しつつ、イスラム諸国への外交攻勢を強化し、Good Resource を9にまで進めることに成功します。

対するジハーディスト側は、US 捨て札イベントを連発したのちに、あっさりと Indonesia を放棄。同地から空路セルをアメリカ本土へと潜入させる賭けに出ます。結果は1セルが本土への潜入に成功。ジハーディストは賭けに勝利します。ここでカード差と手札のOPからプロットの阻止不可能を悟った US は、Egypt への外交攻勢に勝負を託します。しかし結果は Fair 止まりで、Good Resource 勝ちには一歩届かず。

そして US のカード切れを見切ったジハーディストは、ぬかりなく残していた KSM を切って、米本土に WMD プロットを配置。一時は壊滅状態に陥ったジハーディストでしたが、劇的な起死回生でアメリカに第二の鉄槌をくだしたのでした。プレイ時間は2時間弱。