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ソフィアゲームクラブ第20回オープン例会 : 2013/12/27

今年のゲーム納めに、LTJG Ken氏をお誘いしてソフィアゲームクラブに参加。

Inside the Armor - Jonathan Miller()

まずは本日の本題。台南沖航空戦のダメコンゲームをLTJG Ken氏へのインスト戦。

本作のインストでは、動力のツリーとフラグの管理がいつも戸惑うところですが、そこはその筋の方だけあって至ってスムーズ。訳しかねていたいくつかの用語もご教授いただき、やはり餅は餅屋に聞いてみるものです。

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1戦目は日本側を担当し、前部機関室の浸水から機器火災、煙害へと被害を拡大。ボイラー故障による動力切れでCICを停止させ、防空戦闘の得点でリードします。しかし続く乗員士気の立て直しで挽回され、得点はイーブンに。最後は右舷の破孔を広げて転覆を狙いますが、適切なバラスト注入により釣り合いは回復。そのまま最終スコアを切られ、引き分けで逃げ切られます。

Ita_2013122704a

陣営そのままでの2戦目は、米軍1手目の隔壁閉鎖を、命令を誤解した新米クルーが解放するという酷いスタート(Material Condition ZebraをAye-Aye Sirでキャンセル)。また1戦目の戦訓からボイラーへの攻撃を重視し、艦首側動力をほぼ停止させるまでに追い込みます。火災がほとんど発生しなかった事もあり、2戦目の日本側は水攻めプレイに終始。そのまま浸水で押し切り、浮力喪失による沈没に終わりました。

プレイ時間はいずれも1時間ほど。


台海危機1950 - 戦棋#5()

台南沖航空戦に続いては、時代を変えて再び台湾近海を舞台にしたゲームをプレイ。

N村の担当は中共側。まずは空襲・艦砲射撃による南麂島守備隊の制圧を目論みます。対する国民党側は、早くも東山島の奪回作戦を発動。これを東山島の要塞化でなんとか凌いだ中共は、航空優勢も得て南?島の奪取に成功します。

空軍の敗北を受けた台湾は、馬祖島近海に海軍虎の子の駆逐艦艦隊を派遣。中共側艦隊のこれ以上の南下を阻止します。手詰まりとなった中共側は、折よく配属された砲兵隊を用いて、秘密目標の金門島への砲撃船を開始。異様な砲撃の命中率で、金門島守備隊を次々と消耗に追い込みます。

この金門島の危機に、台湾側は空挺部隊による緊急増援を開始。撃破されるはしから空挺部隊を投入し、ディエンビエンフーもかくやという空輸作戦と砲撃戦が続きます。中共軍は中盤数ターンにわたる消耗戦の末、ようやく守備隊の減殺に成功。台湾海軍の妨害で侵攻部隊の半数を失うも、金門島へと上陸。疲弊した守備隊を一掃し、同島を占領することに成功します。

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このあたりで金剛計画も発動し、台湾側は北部の拠点も喪失。逆転の目途が立たなくなったところで投了となりました。プレイ時間は1時間半ほど。

ところで本作、日本語版を出版するタイミングは、台湾駆逐艦の差し替えユニットの需要を当て込んだ今しかないと思うのですがどうでしょう?やっぱり無理?

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