Reluctant Enemies : SoGC 2014/05/03
待望のOperational Combat Series入門編、Reluctant Enemiesが到着。
ソフィアゲームクラブのGW例会にて、forger氏をお誘いしてさっそくプレイしてきました。
Reluctant Enemies - MMP(→)
1941年6月、連合軍によるヴィシーフランス領シリア、レバノンへの侵攻(エクスポーター作戦)を扱うOCS最新作。もっとも戦役全体をあつかうわけではなく、1枚のマップに沿岸部はHaifaからレバノンのBeirutまで、内陸はゴラン高原からDamascusまで、主要な目標の集中するレバノンとシリアの南部のみを収録。ユニットも旅団指令部を基幹とする大隊ユニットを、マーカー込みの1シートに収録。コンパクトにまとまったゲームに16pの"The OCS Starter Guide"を収録し、謳い文句通りのOCS入門編という趣です。
今回はゲームルール(正味4p)を流し読みしたのみで、とにかく動かしてみましょうとOCS初心者同士での勉強会を開催。5時間ほどで、ほぼショートシナリオの期間に相当する8ターン分をプレイ。連合軍がBeirutとDamascusを射程に収め、フランス軍の反撃失敗でオチがついたところでプレイ終了としました。初心者同士の初プレイでこの時間ですので、ベテラン同士ならショートシナリオに半日、キャンペーンで丸一日といったところではないでしょうか。
N村は連合軍を担当しましたが、部隊規模の割にそこそこの補給が供給されること、また特別ルールで部隊補充が強化されていることもあり、割合気楽に攻勢をとることができました。もっとも終盤には連合軍の前進も息切れをみせており、続くベッカー高原とアンチレバノン山脈の突破には、腰を据えた補給の集積が必要、といった状態でした。
ゲームの展開も、隘路をふさぐ敵陣を砲爆撃による正攻法で突破する西部(海岸道&ベッカー高原口)と、砂漠の機動戦となる東部(ゴラン高原&Hejaz鉄道)が好対照。今回はDamascus南部での、ヴィシー戦車隊による自由フランス軍に対する機動反撃がクライマックスとなりました。
というわけで途中終了となりましたが、連合軍、ヴィシーフランス軍ともゲームについては好感触。引き続きプレイに取り組む予定です。
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