ソフィアゲームクラブ第34回 : SoGC 2014/12/23

今年最後のゲーム会に、ソフィアゲームクラブに参加。

Third Lebanon War (201?), The Next War in Lebanon(Revised Game) - Modern War#13(→)

GGGに引き続き、ルールミスを洗い出してのForeigner氏との再戦。Ｎ村の担当は再びヒズボラ側。

再確認されたルールにより、正規軍的な強襲行動と、地域に根を下ろしてのCOIN作戦（展開モード）のメリハリが上手く表現されていたのは好感触。問題はユニットの入れ替えの煩雑さで、DG版でここを改定した気分はわかります。

プレイの方は、今回もほぼ最短のイベントでシリアが介入してきたため、シリア領内の聖域からのロケット攻撃が猛威を奮う展開。しかし航空部隊による越境PGM攻撃で、ロケット部隊をピンポイントで撃破するイスラエル側の戦術により、シリア軍ロケット部隊は中盤までに壊滅。イスラエル軍の貴重なVPと化します。とはいえロケット部隊の介入が早かったため、損害の積み上げも馬鹿にならず、得点ではヒズボラの辛勝に終わりました。プレイ時間は2時間ほど。

Greenland - Sierra Madre Games(→)

午後の時間調整に3人戦。担当はノースで、先日のForeigner氏のヴィンランド植民戦略をテスト。結果はやはり40点の大台で、ノース人の勝利に終わりました。

というわけで対処法の話題となりましたが、序盤に元手となる印鉄を独占させないことに加えて、相対的に勢力の弱まるグリーンランドで、該当部族のキューブを狩るゲリラ戦が効きそう、という結論に。「鉄の掟」で原住民をねじ伏せられなくなれば植民地は破綻しますので、毎ターン2枚のペースで鉄を放出させれば良い勘定です。破綻した場合はヴィンランド、グリーンランドとも壊滅していることが予想されますので、武闘派のグループではリスキーな戦略になるのではないかと思います。

On The Naktong, Korea: The Forgotten War - MMP(→)

Greenlandに続いては、この日の本題、y.nakano氏へのOCSのインスト戦を開催。

シナリオは大邱、馬山への8月攻勢を扱ったOn The Naktongを選択。北朝鮮軍がタイトル通りに洛東江突出部に食い込み、国連軍の反撃で撃退されるまでの3ターンほどをプレイしていただきました。本シナリオは初プレイでしたが、シンプルな陸軍主体の攻勢で、OCS入門用には使い勝手が良さそうな感触です。ちなみにＮ村は国連軍を担当しておりましたが、第1ターンの北朝鮮軍の攻勢をリアクション砲撃の大盤振る舞いで受け止めた後、残りの補給ポイントを確認して青くなっておりました。