マーケットガーデン作戦 : GCS 2015/04/18
本日のお題は、30年物の古典作のお試し会。
マーケットガーデン作戦 「ラインへの道」 GDW/HJ(→)
Foreigner氏提供。Frank Chadwick作の作戦級西部戦線キャンペーン。実は両者とも初プレイです。
ゲームで扱う期間は連合軍がフランス国境に到達し、マーケットガーデン作戦の始まる1944年9月から翌5月まで。スケールは1週間、師団ユニット、ヘクス径7マイル。ただしターン中に複数のインパルスが実施できるため、実質1ターン(インパルス)数日といったところ。
システムは移動・戦闘(マストアタック)に予備リアクションあり。さらに手番側が補給ポイントを消費すれば、無限に追加のインパルスが実施できる大胆なもの。ただし各ユニットが1ターン中に行動できるのは1回のみですので、どういう順番で突破口を開いて後続を突入させるか、各ターンのプランニングが非常に重要です。また機械化部隊は完全戦力・移動力の発揮には1ユニット毎に補給ポイントの消費が必要で、これもまた頭を悩ませます。ルール自体はたいしたことはありませんが、プレイはそれなりに重く、手間のかかるシステムです。
今回プレイしたのは北半分、連合軍半ターンのみのマーケットガーデン作戦シナリオ。とはいえ独軍にもリアクションがありますので、ソロプレイというわけではありません。一応独軍を担当しましたが、実際はルールを確認しながら1ターンでオランダ国境からArnhemまで8ヘクスのパズル、といったプレイでした。
結果は最後の最後で、Waalの中州から対岸のArnhemへの攻撃位置につくことに成功。EXでArnhemのSS第9戦車師団を撃破して突破!(連合軍戦略勝利)……かと思われましたが、ここで外野から「ArnhemってTown(防御側1コラムシフト)じゃない?」との物言いが。結果はNEとなり、モンティの夢は史実どおりのライン南岸で終了(連合軍辛勝)。さすがに初プレイの無限インパルスは簡単にはゆかず、半ターンには2時間を要しました。
ちなみにこのオランダ突進には、連合軍1ターン分の補給ポイントをほぼすべてが投入されており、これではパットン激怒も無理ないよね、とは一同の感想でした。
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