Ceres : 家庭内 2016/12/14
GMTのSpaceCorp, CompassのStellar Horizonと、SFゲーム界谷甲州派の話題作が続く中、順調に延期され一向にリリースされないFree Mars(とHigh Frontier 3rd)に業を煮やしたN村。
「ソロゲーには手を出さない」の禁を破り、Free Mars派生のミニゲームを入手してみました。
Ceres: Operation Stolen Base - Decision Games(→)
SFウォーゲームの古典的名作、Battlefleet Mars(SPI)のリメイクとなる予定の"Free Mars"世界の外伝的ソロゲームシリーズの一作。21世紀後半の太陽系を舞台に、地球連邦の独占的太陽系支配に対しする外惑星植民地の叛乱を、反乱軍任務部隊指揮官の立場でプレイします。今のところ宇宙戦闘を扱った"Free Mars! Space Combat"として本作が、地上戦闘を扱った"Free Mars! Surface Combat"として"Phobos Rising! Insurgency on Mars"がリリースされており、こちらもあわせて入手済みです。
地上と宇宙と舞台は異なりますが、いずれもDecision Gamesのソリティアミニゲームのシステムを使用。部隊スタックの移動と、イベントカードの適用を繰り返してゲームが進行。シナリオのミッションカード指定のフラグをすべて達成すれば勝利となります。
Ceresでのプレイヤーは反乱軍の小艦隊を率い、小惑星帯最大の水資源採掘基地が存在するケレスの襲撃作戦の任につきます。セットアップではリソースを消費して、艦隊とその装備を編成。艦艇ユニットは戦闘力・移動力・搭載能力のほか、艦種により電子戦、対地爆撃、工作の特殊能力が設定されており、ミッション達成にはこれら特殊能力が必要とされます。また装備ポッドは各種能力のブースト装備が中心ですが、なかには降下襲撃のための"Spaceborne"部隊なども含まれており、SF心をくすぐります。
今回のプレイでは、反乱軍は対地爆撃能力を持つ主力戦闘艦(襲撃用の降下兵部隊を搭載)、ハッキング能力を持つ電子戦闘艦(戦闘ドローンを搭載)、修理・工作能力を持つ工作艦(鈍足を補うブースターを装備)からなるバランス型の任務部隊を編制。緒戦でケレス高軌道の連邦軍ステーションを破壊した直後に、油断したのか連邦軍の奇襲攻撃を被ります。この最新型の戦闘ドローンを搭載した高速プローブ艦の先制攻撃により、反乱軍戦隊が半壊。任務をいったん中断し、温存した工作艦をフル稼働させて態勢を立て直します。その後は順調にケレス中軌道まで再侵攻を果たし、ミッション目標であるケレス基地への電子攻撃と軌道のスイープ(軌道に配置されたイベントマーカーのクリア)に成功。任務成功で終了となりました。プレイ時間は1時間ほど。
有体に言って移動とイベントカードを繰り返すだけの単純なシステムですが、いろいろと妄想可能なSF的フレーバはまずます。ひとまずSF成分の補充に成功したN村でした。
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