A Heraklion Effort : SoGC 2017/07/17
先日のGGGでのプレイに続いて、ソフィアゲームクラブ海の日例会にてGTS最新作をプレイ。
S3, A Heraklion Effort, 1941/5/20 1700-1941/5/22 Night, Operation Mercury - MMP(→)
クレタ島攻略作戦では最も東部、Heraklion地区に降下した独軍東部戦闘群の最初の3日間をあつかった1枚マップシナリオ。前回のRethymnon地区同様、港と飛行場の確保が焦点となるシナリオです。
最初のプレイでは、2ターン目に特別ルールの読み落としが発覚したため仕切り直し。改めて再開したプレイでは、今回もForeigner氏率いる降下猟兵が、兵力に勝る連合軍(N村)の防衛線を蹂躙。特に飛行場へと迫った第1降下猟兵連隊第2大隊の突進はすさまじく、わずか2ユニットの降下猟兵がそれぞれ英軍1個大隊を圧倒。一時は英軍唯一の砲兵陣地が蹂躙されかねない事態となります。また飛行場東方からは独軍の第1大隊が増援として駆け付けますが、微妙性能の英軍豆戦車隊が付かず離れずの遅滞作戦を展開。第1降下猟兵連隊の合流を阻止します。
といった状況の2日目の半ば。それまで鳴りをひそめていた英軍の迫撃砲が、突然ラッキーヒットを連発。第2大隊の両降下猟兵中隊がステップロスし、重火器中隊が壊滅したことで英軍は危機を脱します。独軍は攻撃力を喪失した第2大隊から、ようやく到着した第3大隊への主攻をうつし、飛行場への攻撃を続行。また独軍第1連隊第3大隊と第2連隊第2大隊が攻撃を担当するHeraklionでも、市街へと突入することに成功。3日目の1700ターンには港および飛行場に隣接するヘクスまで迫ります。しかし最後まで重火器を維持した英軍の砲火により、独軍先鋒は満身創痍。最後の1ヘクスを攻略する目途が立たず、最終ターンまで2ターンを残して協議終了となりました。
ゲーム内時間で2日半におよんだプレイ時間は6時間強。シナリオ1同様、少数精鋭の独軍に対するラッキーヒットの影響が大きく、展開のブレが大きそうなシナリオではありますが、ゲーム内で複数日にわたるフォーメーション管理が1日のプレイで体験できるのはなかなか。前評判通りの良シナリオでした。
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