Bastogne : SoGC 2017/08/19
8月のソフィアゲームクラブでは、Last Blitzkriegをお題にForeigner氏とのBCS勉強会を再開。
前回から二か月ぶりとはいえ、間に大物が挟まっていたため両名ともシステムのキモをすっかり喪失。勉強会というよりリハビリ会の様相となりました。
Bastogne: Screaming Eagles Under Siege, Last Blitzkrieg - MMP(→)
Foreigner氏提供。南側のマップ2枚を使用し、12月19日から26日までの一週間にわたるバストーニュ攻防戦を抜き出したシナリオ。独軍は第2戦車師団、第26国民擲弾兵師団、装甲教導師団、対する米軍は第101空挺師団、第10戦車師団CCB, 第9戦車師団CCRの各3フォーメーションが登場。両軍とも終盤に各1フォーメーション(独第15装甲擲弾兵師団と米第4戦車師団)が登場しますが、ほぼ3対3で戦われる取り回しの良いシナリオです。
今回のN村は米軍を担当。Foreigner氏率いる独軍は、北側の第2戦車師団は順調に米軍CCBを蹴散らして東方への突破を果たしましたが、南側の装甲教導師団が序盤に2日にわたって活性化に失敗する不運に見舞われます。このためバストーニュの完全包囲は、装甲教導師団が南側に展開した12月24日に持ち越されました。しかしその直前の22-23日にわたっては、北側から米軍後方に大きく突破した独軍第2戦車師団と米軍CCB残余が、互いの連絡戦を切り合う機動戦を展開。BCSルールの中核のひとつであるMSR(主要補給線)に関する各種事例が頻発し、勉強会らしいプレイとなりました。
また先日のチュニジア戦とは異なり、今回の米軍には支援ユニットとして第705駆逐戦車大隊が登場。わずか1ユニットながら、精鋭の空挺歩兵と組み合わされた効果は絶大。バストーニュ陣地全体に3ヘクスの射撃ZOCを展開する姿は、ヘルキャット隊の面目躍如。攻める独軍も、第26国民擲弾兵師団が突撃砲部隊の直協支援をフル活用。BCSの白眉であるサポートAVシステムを堪能することができました。
プレイの方は24日にバストーニュの包囲が完成したところで、時間切れ協議終了。プレイ時間は1ターン1時間というところで、経験者であれば1日の例会で米軍増援によるバストーニュ解放まで十分プレイ可能でしょう。
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