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Black Hawk & Pasta : SoGC 2017/11/19

今週もソマリアを舞台に、現代市街戦を連戦。

Lead the Way, Mogadishu 1993/10/03 1630 - Urban Operations()

先日もFORGER氏とプレイした、Super 64の救出シナリオ。今回は立場を入れ替えての再戦です。

Uo_orh_2017111917a

手探りで慎重に前進した前回のN村に対し、今回の米軍レンジャー&デルタ・フォース分遣隊は、その火力と損害低減能力を生かして突進。中盤には本体がマップ中央の路地でソマリア民兵に包囲される危機もありましたが、内側からこれを食い破って突破に成功。

さすがに米軍も無傷とはいかず、墜落現場に降下していた救助チームの1人が民兵の凶弾に倒れましたが、残る2人の救助には成功。ソマリア側投了で米軍の辛勝に終わりました。プレイ時間は3時間ほど。


Checkpoint Pasta, Mogadishu 1993/07/02 1630 - Urban Operations()

2戦目は車両も登場するシナリオということで、米軍の戦いに先立つ同年夏、イタリア軍による民兵拠点へのガサ入れのシナリオ。パスタ工場付近に隠された拠点に対し、イタリア軍は戦車を含む諸兵科連合部隊を投入。最終的に戦闘ヘリまで投入される大規模な衝突に発展した模様です。

Uo_orh_2017111912a

民兵とテクニカルというソマリア側(N村)に対し、イタリア軍(FORGER氏)は戦車(M60), 戦闘偵察車(Centauro), APC(VCC-1), 空挺歩兵に戦闘ヘリ(Mangusta)と、装備・練度とも圧倒。しかし政治的配慮から、主砲を使用すればVP失点。航空支援を呼べば失点。1個分隊でも除去されれば失点。住民に被害が出れば失点と、厳しい制約が課せられています。

対するソマリア民兵は、当初は屋内に籠って待ち構えていたのですが、これは肝心のRPGが使用できなくなる完全な失策。緒戦でCentauroの同軸機銃で散々に蹴散らされ、遅まきながら戦術を転換。積極的に大通りに身を晒してイタリア軍を待ち構えるとともに、盤上に散らばる群衆カウンターを盾にするという、非道かつヒストリカルな戦術を展開します。

先の強襲で突出したイタリア軍装甲部隊に対し、路上の民兵から次々とRPGが飛来。誤射を恐れて反撃できないCentauroの先頭車が、退避する間もなく撃破されてしまいます。またパスタ工場方面に登場した増援部隊も、こちらも群衆を盾にしたテクニカルに手こずるうちに、VCC-1の1両が集中砲火を浴びて炎上。小癪なテクニカルを処分してパスタ工場に突破、といったシナリオ半ばで、時間切れにより終了となりました。

住民を巻き込んだ非対称戦の現場は、両プレイヤーとも「これは精神やられますね」と眉をしかめる凄惨な様相。デザイナーの意図は十分に伝わってくるシナリオでした。ひとまず次回は牧歌的な85年仮想戦に移動してみようか、というところで市街戦人柱会は続きます。

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