Grozny & Kolwezi : GGG 2017/11/12
チマチマと和訳を進めていたUrban Operationsですが、基本ルール部分がようやく終了。テンションの上がっているうちにプレイしておこうと、久しぶりにGGG永山例会に遠征。S木氏をお相手にプレイしてきました。
Chechen Christmas, Grozny, 1995/01/07 1000 - Urban Operations(→)
第一次チェチェン紛争における首都Groznyでの市街戦を再現するシナリオ。市街を要塞化してキルゾーンを構築し、上階からのRPGによるトップアタッを目論み待ち伏せるチェチェン独立派と、MBTを含む諸兵科連合部隊での掃討作戦を試みるロシア軍という設定です。
初プレイのS木氏率いるチェチェン独立派は、市街中央部に主力2個小隊を潜ませ、ロシア軍進入路に近い鉄道駅(写真左手)にも1個小隊を配置。ここを前哨拠点として遅滞を図る構え。しかしこの前進陣地が孤立しているのを確認したロシア軍(N村)は、ここに兵力の半数を投入しての殲滅戦を開始します。
初動で側面の安全を確保したロシア軍は、まず鉄道駅にT-80を投入。高い防御力でチェチェン側RPG隊の攻撃を受け止めると、返す刀でこれを制圧。RPG隊を制圧したロシア軍は、続けて2方向からZSU-23-4を前進させ、室内を掃射して下階の歩兵部隊を制圧。安全を確保したところで戦闘工兵部隊が前進し、屋内に向けてサーモバリック弾頭のRPO-Aロケットランチャーをつるべ撃ち。あとは待機していた海軍歩兵小隊が突入し、この撃破点を守れば順当に勝利という状況となったため、ここで一旦プレイを終了。
ひとまず感想戦となりましたが、要塞化されているとはいえ孤立した拠点では足止めにしかならず、大兵力で同時攻撃を仕掛けられる位置まで引きずり込まないと駄目そうだね、というヒストリカルな結論に。またチェチェン側は歩兵のみのためプレイ負荷は軽いかと思ったのですが、様々な障害物と防御拠点の設定が意外に面倒で、ちょっとインストには難ありのシナリオでした。
La Legion saute sur Kolwezi, Kolwezi 1978/05/19 1540 - Urban Operations(→)
というわけでチェチェン紛争が不完全燃焼に終わったため、残りの時間で第二次シャバ紛争のシナリオをプレイ。こちらはアンゴラの支援でコンゴへの再侵攻をはたし、南東部の都市Kolweziを制圧したコンゴ民族解放戦線に対し、在留欧米人を救出するためフランス軍第2外人落下傘連隊を基幹とする救出部隊が投入された戦いです。外人部隊は市街に分散した人質(?カウンター)の救出と新市街への突破を、解放戦線はその妨害が目的となるシナリオです。
序盤はエリート軽歩兵である外人部隊(N村)が、解放戦線(S木氏)の抵抗をものとせず前進。中央部でダミー&狙撃兵のブラフに引っかかり、前進が遅延するトラブルもありましたが、左翼の目標である鉄道駅とその前進陣地に対する包囲作戦が順調に進みます。しかしここで左翼から解放戦線の装甲車隊が投入されると、状況が一変。対戦車ロケットの臨機射撃をかわした装甲車が、外人部隊の左翼小隊に突入して小隊長チームに肉薄。史実ではライフルグレネードで撃退されたフランス製の軽装甲車(AML60)と侮っていた外人部隊は、慌てて左翼小隊を後退。攻撃どころではなくなり急ぎ防御体制へ、というところで時間切れ終了となりました。
こちらは両軍手軽な軽歩兵に適度な装甲車両。シチェーションもユニークで、攻防の転換もあり。手軽にプレイできる好シナリオでした。
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