The Bulge : GGG 2018/01/14
2018年の作戦級ウォーゲーム始めは、積木のバルジから。ちなみにN村は、ウォーゲーマには珍しくアルデンヌ全域を扱ったバルジゲームの経験がほとんどなく、OCSのシナリオ(A Time for Trumpets)を除けば今回が2009年のBulge 20(VPG)以来という体たらくです。
The Bulge: FAB #1 - GMT Games(→)
FORGER氏提供のFast Action Battleシリーズ第1作。現在までに3作がリリースされているFABシリーズは、エリアマップに回転ステップロスの積木ユニット、ステップ毎のダイスロールによるファイアパワー戦闘と堅実なシステム。
特徴は砲兵や工兵、雑多な独立部隊といった支援アセットや、イベントを合わせたチットドローシステム。引いてきたアセットは利用可能ボックスに蓄積され、必要に応じて戦闘などに投入。使用後は再びカップへと戻されます。チットは増援としても投入されてくるため、これによりゲーム展開をコントロールしつつ、引き具合により展開に幅を持たせることに成功しています。特に今回担当したアルデンヌの連合軍の場合、ギリギリの最前線にどんな支援アセットが届くかで、まったく異なる展開になりそうです。
アルデンヌ攻勢を扱ったゲームとしては、ユニットは師団中心の全9ターンで12月28日まで。支配している勝利条件エリアと、除去した師団級ユニットにより得点します。第3ターン以降毎ターン、両軍ともサドンデスVPが設定されており、気の抜けない展開が続きます。
今回のN村は連合軍を担当してのインスト戦。南部はBastogneで装甲教導師団を受け止めることに成功したものの、北部ではMalmedyからAmbleve河沿いにLiegeに迫られる危険な展開。これをMeuse南岸で辛うじて受け止めると、南北の根元で米軍機甲師団が反撃を開始。損害のかさんだ独軍の攻勢中止により、第6ターンの連合軍サドンデスにおわりました。プレイ時間は4時間強。見た目よりは断然に手軽で展開の早いゲームでした。
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