Smolensk : 秋葉原会 2018/08/06
本日は予定の所用が家庭の事情で急遽キャンセル。折角の空き日ですので、真夏の秋葉原に市川氏をお誘いし、懸案のOCS最新作に手を付けてきました。
Smolensk: Barbarossa Derailed - MMP(→)
Operational Combat Series 最新作。このところ地中海から西部戦線を回ってきたOCSとしては、久しぶりの原点回帰の東部戦線。マップ1枚で1941年7月のSmolensk戦を扱います。既存作はビックゲームばかりの東部戦線では初の1枚ゲームということで、手軽な入門作では?と期待する向きもありましたが、そこはやはり東部戦線。独軍だけでも第2,第3装甲集団が登場するわけですから、規模でいえばバルジ戦といい勝負。やはり一筋縄ではいきません。
Vitebsk, 1941/07/08
キャンペーンシナリオ劈頭、1ターンでマップ北西のVitebskを攻略する導入シナリオ。攻める独軍には第7,12,20装甲師団、第20自動車化歩兵師団の機械化4個師団が登場。戦力的には圧倒的なのですが、使える補給は5SPと各師団の専用トラック合計4SP(特別ルールで固有弾薬使用不可)。経験者はこの時点で、燃料割り当てと攻撃回数のソロバンが始まるであろう、詰め将棋のシナリオです。
プレイの経過は後述の市川氏のブログで詳しく解説されていますが、Vitebskを陥落させた時点で、第20自動車化歩兵師団専用トラック以外の補給ポイントはすべて消費済み。大都市ひとつを早期陥落させるためとはいえ、それに費やされる10SP近い補給は割に合うのか?というとかなり疑問。ならば迂回すれば?といっても、中央のOrshaを迂回するためには北翼のこちらは放置できない。では最北の第20装甲師団をさらに北に迂回させて……と、ここから次々と話題は膨らみます。経験者にはスルーされそうなミニシナリオではありますが、個人的には本作の導入として得るところの大きなシナリオでした。
といったところを踏まえて、次回は本格的なシナリオに着手したいところ。とはいえ本作、残りはすべてマップ全域を使用したキャンペーンシナリオで、違いは開始と終了時期のみ。今期も腰を据えてかかることになりそうです。
【Operational Combat Series】「Smolensk : Barbarossa Derailed」Vitebsk AAR(→)
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