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Shadows : SoGC 2018/09/16

Urban Operations フルダキャンペーンも長い開戦初日がようやく終了。最初の夜がやってきました。

Shadows, Fulda 1985 - Urban Operations()

キャンペーン第1話で占領したGelnhausenの市中に指揮所と兵站拠点を設置して野営に入ったソ連軍に対し、米軍選抜チームが下水道経由で夜襲を仕掛ける夜戦シナリオ。米軍は指揮車、兵站車の破壊と下水道からの脱出で得点。ソ連側は米軍の撃破で得点となります。引き続きソ連軍をFORGER氏、N村が米軍を担当しました。

駅舎前と市民ホール前の広場に野営するソ連軍に対し、これを囲むようにマンホールから米軍部隊が出現。各地で出合い頭の混戦が発生します。緒戦の混乱を収拾した米軍は、暗視装備の優位を生かして有効射程外からソ連軍を次々と撃破。駅前広場を制圧すると、市民広場にソ連軍を包囲します。

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しかしここで司令部最後のBTR装甲車が、広場の四方を見通すポジションに居座り、突入を目論む米軍を威圧。悪いことに米軍の後方からは救援の機械化歩兵小隊が迫り、対戦車チームの半数はこちらへの備えに割かれます。

こうして一旦膠着した広場方面でしたが、ソ連軍が米軍が最も手薄な右翼にBTRをシフトしたことから戦況は一変。まず飛び出したBTRが、広場出口を押さえていた米軍分隊を撃破。この隙に左翼から広場に飛び込んだ米軍が兵站車を捕捉し、立ちふさがる司令部小隊長ごとこれを撃破。続けて指揮車(BRDM)へと火線を移しますが、煙幕を展開した指揮車は先の突破口から広場を離脱。救援部隊に向けて飛び出します。

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慌てた米軍は、救援部隊と対峙していた対戦車チームが、陣地としていた建物を飛び出して通りを疾走する指揮車に突撃。もちろんこれには救援部隊のBTRからの臨機射撃が入りますが、対戦車チームの応射がこれを一発撃破。返す刀で目前の指揮車に突撃し、これも一発撃破。一瞬の出来事で、米軍は最後の目標の破壊に成功します。

しかし米軍の健闘もここまで。広場の膠着に時間をとられ、時間内の撤収は不可能な状況に。目標撃破により大敗は免れたものの、これまでの損害による失点からソ連軍の判定勝利に終わりました。プレイ時間は5時間ほど。夜戦ゆえの取っつきにくさはありますが、状況が二転三転する白熱したシナリオでした。

ちなみに米軍3個小隊弱のうち、シナリオ中の撤収に成功したのは偵察分隊1個のみ。「中隊長、残りの部隊は?」「帰還したのはお前たちだけだ」という、NATO側には苦い結果に終わりました。

またキャンペーンの戦績は、序盤2戦がNATOの、この中盤がWPの判定勝ちという結果に。最終的な勝敗は、残る終盤2戦に持ち越されることになりました。

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