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Ariovistus & Emancipation : SoGC 2019/01/06

2019年のゲーム始めは、ガリア戦記の再戦から。

Ariovistus: A Falling Sky Expansion - GMT Games()

昨年末のプレイから、プレイエイドを更新してのリベンジ戦。先の感想戦から、ゲームが長引いてガリア各部族が同盟ディスクを置き始めると、ローマの勝機が絶望的となることが判明。またVolko Ruhnkeの「多くのプレイヤーは標準の3期より2期のゲームを好んだ」というコメントから、今回は2期のショートシナリオに挑戦してみました。COINシリーズとしてはあまり例がない短期設定ですが、確かにこちらの方がバランスもとれている、という感触でした。

また今回はプレイヤーの都合により、ハエドゥイ族をノンプレーヤー派閥(NPF)とする3人戦を実施。ちなみに本シリーズはプレイヤーを減らした場合でもNPFとして全派閥が登場し、フローチャートによりプレイヤー同様のコマンド/アクションを実施するため、プレイの手間は変わりません。むしろ行動条件確認に時間をとられるため、通常のプレイヤー対戦よりプレイ時間は伸びる傾向にあります。今回も2期のショートシナリオにも関わらず、前回の4名3期の標準シナリオとほぼ同様のプレイ時間(4時間強)を要しました。

というわけで今回は、ローマ(YMD氏)、ゲルマン人(Forger氏)、ベルガエ族(N村)、ハエドゥイ族(NPF)、アルウェルニ族(NPF)での経験者3人戦。序盤はローマがガリア南部~キサルピナで、ゲルマン&アルウェルニ族の掃討と防衛線構築を続ける慎重な展開。この間に急成長するハエドゥイ族が拡大戦略に転じ、アルウェルニ族本国まで攻め込みトップに躍り出ます。

Ariovisus_2019010611a

これに対し主力を転じたゲルマン人が、ガリア中央のハエドゥイ族領域を侵食する形で西進。散々に叩かれたハエドゥイ族も本国に引きこもり、ガリア東部は北からベルガエ族、ゲルマン人、ローマが住み分ける形に三分されます。ここで南北で充分な領域を確保していたローマとベルガエ族が、同点首位の状態で終盤戦へ。このまま手詰まりが続けば、タイブレーク規定によりローマ判定勝ちという状況となります。しかしこの局面で、空気を読まないハエドゥイ族BOTが、最後の手番に親ローマ部族を同盟化するというまさかの裏切り行為に。とばっちりでローマは失点し、ベルガエ族の棚ボタ勝利に終わりました。

ここまでの3戦の感想ですが、すべてベルガエ族が本土で守りを固めての勝利となったのが気になるところ。これを牽制しやすい位置にあるのがゲルマン人ですが、こちらは勝利条件が大変に厳しいため、当初から対立しているローマに加えての二正面作戦は難しい。今回のローマもかなり良いところまで行ったのですが、こちらも引きこもり戦略でしたので、いざベルガエを引きずりおろそうとなると難しい。やはりアグレッシブに北部まで殴り込んで、ベルガエの村を焼かねばならないのか……といったところが次の課題です。


Ariovistusのプレイ後は、HA氏へのPax Emancipationインスト戦を開催。こちらは最初の革命として、フランス革命が勃発したところで時間切れ終了となりました。

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