Operation Brevity (& Somali Pirates) : GGG 2019/05/12
前日のソフィアゲームクラブに続き、GGGでもBCSブートキャンプを開催。
Brazen Chariots: Battles for Tobruk, 1941 - MMP(→)
Battalion Combat Series(BCS)第3作。今回の戦場はトブルクからエジプト国生に至る北アフリカ。1941年4月から12月までの期間に発生した、一連の連合軍のトブルク救出作戦。最大のクルセイダー作戦キャンペーンこそ3枚マップに21ターンという重量級ですが、小は1枚2ターンまで、大小12本のシナリオを収録。内輪ではシリーズ開始当初から本システムは砂漠の機動戦にマッチするのではないか?と話題にしていたのですが、待望の戦場に多彩なシナリオでの登場となりました。
システム面での新要素は、シリーズオプションルールの「司令部と補給段列が実はそこにいた」(1.14 Soft and Hard Jumps)、「偵察スクリーン」(1.7 Recon Screens)、「命令」(1.13 Orders)の採用、そして砂漠戦に対応した新ルールの「路外補給路」(1.4g Off Roading MSRs)といったところ。ゲーム特別ルールもさほど大部ではないのがありがたい。
5.3 Operation Brevity
今回はシリーズ未プレイのS木氏(および見学のNT氏)をお相手に、1マップ2ターンのブレビティ作戦シナリオにてインスト戦を実施。両軍とも3フォーメーションが登場し、攻める連合軍はHalfaya Passを奪取したうえで、その後方のFort Capuzzo, Barracks, Solumのいずれかを攻略すれば勝利となります。
今回は英軍(S木氏)初手の英軍第22近衛歩兵旅団が一撃でHalfaya Passを奪取する幸先の良いスタート。対する枢軸軍(N村)は、Wechmar戦闘団の偵察大隊を大きく南下させ、偵察スクリーンで警戒線を構築。続く英軍はBarracks方面へと色気を見せますが、駆け付けたHerff戦闘団の戦車部隊に進路を阻まれ、この方面を断念。主攻を第7戦車旅団にうつすと、Wechmar偵察大隊と小競り合いの末に内陸の街道を突破。Fort Capuzzoに到達することに成功します。
しかしここで守る伊軍歩兵大隊が意地を見せ、最後の1ステップで英軍を撃退。また同時に海岸道では、第4王立戦車連隊のマチルダ戦車を先頭にSolumnに迫りましたが、こちらも88mm砲の前に力尽き、枢軸軍の勝利に終わりました。プレイ時間はインスト込み5時間ほど。
Somali Pirates - Modern War #3(→)
BCSブートキャンプの後は、S木氏とYN氏をお相手にSomali Piratesのインスト戦……を開催したのですが、連合の選択した初期勢力(中国、暫定自治政府、統合特殊部隊)と、海賊側のチットが致命的なミスマッチ。開幕で「Dar al-Harb」により極東盤外ボックスの中国軍の移動が封じられ、海賊がソマリア全土を席捲する事故で第1ターン協議終了。悪い意味でのミランダ作品らしい事故に終わりました。
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