Red Storm (RS5) : RBT 2020/05/29
Red Storm - Report by Twitter(RBT)の今回の戦場は、ふたたびフルダ地区。時系列的には前回の続編にあたります。
Red Storm: The Air War Over Central Germany, 1987 - GMT Games(→)
RS5: Vertical Envelopment, 1987/05/16 1000
早朝の近接航空支援が繰り広げられた前回のフルダ地区の4時間後。米軍第11装甲騎兵連隊(11ACR)の戦区に対し、WP側が空中機動大隊によるヘリボーン作戦を企てる、というもの。
ダイスにより決定された目標は、バート・ヘルスフェルト(Bad Hersfeld)市街の北側3海里の丘陵地帯。東側のアイゼナハ(Eisenach)から西側のバート・ヘルスフェルト(Bad Hersfeld)、アルスフェルト(Alsfeld)と続く街道の北側面にあたりますので、バート・ヘルスフェルトでの市街戦を避けて迂回を目論むWP側が、間道を確保しつつ前線部隊の半包囲を試みた、というところでしょうか?
この状況を作戦級陸戦ゲームに状況を落とし込むと「空中機動歩兵でZOCをすり抜けて包囲する」というシチェーションに相当します。抽象化された陸戦ゲームでは「追加移動力消費します」などと気楽に浸透しますが、解像度をあげると速度1のヘリコプター隊がSAMとAAAをすり抜けて、前線から10海里以上進出するなんて本気ですか?というのが計画時の率直な感想でした。
プレイの詳細は今回もこちらへ。
Red Storm (GMT Games) - RS5: Vertical Envelopment シナリオ終了、勝利判定まで更新しました。「RS5: Vertical Envelopment」 https://t.co/nJhqLhgW0Q
— N村 (@enumura) May 29, 2020
結果は戦線の東側にヘリボーン部隊が探知されてからわずか15分で、24機中18機のMi-8がランディングゾーンへの着陸に成功。しかし消耗率25%に及んだ損害は無視できず、判定はNATO優位の引き分けに終わりました。
WP空中機動大隊は11ACRの北側面へと浸透するが、損害大きくバート・ヘルスフェルト北側の迂回路を打通するには至らず。NATO軍予備を吸引するにとどまった、というところでしょうか。
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