Bios: Earth (Bios: Genesis) - GCS 2021/06/26
Biosシリーズのキャンペーンゲームを確認していたところ、思ったより雑なルールであることが発覚。この程度なら確認プレイに手間をかけるより、精鋭をそろえてさっさとプレイしてみた方が良さそう。というわけで今月の坂戸は、唐突なBios: Earthキャンペーンの始動となりました。
Bios: Earth - ION Game Design/Sierra Madre Games
Bios Genesis:生命誕生から陸上進出まで
Bios Mefagauna 2nd (C2):上陸から知性の獲得まで
Bios Origins 2nd (C5/K1):知性の獲得から宇宙技術の獲得まで
High Frontier 4 All (V7):宇宙進出から太陽系経済圏の確立まで
Biosシリーズ3作とHF4Aを連続してプレイする、地球生命史、文明史キャンペーンゲーム。当初はBios: Megafauna(無印)が登場した際のバリアントとして、既存作のOrigins(無印)とHigh Frontier(初版)と連結するBios: Origins(→)として登場したのが始まり。その後も各ゲームがアップデートされるごとに、前後の時代のタイトルとの連結ルールを収録するのが常態化。この最新版が、上記のセットを使用する最大4作の連結キャンペーン・ゲームとなります。
またHF4Aの該当ルールには、この第4版には収録されなかった第3版の恒星間植民モジュール(High Frontier Interstellar)と連結する雑なルールも収録されています。興味のある方は頑張ってください。
ちなみに旧Bios: Originsキャンペーンは、10年近く前に当時のシエラ会3名で完遂しており、プレイレポートはこちらから(→)。恐竜時代に獲得した特性がキーとなり、同陣営が土星探検を成功させるなど、連結キャンペーンらしい波乱にとんだプレイでした。
Bios Genesis - ION Game Design/Sierra Madre Games (→)
まずは第1戦。地球史最初の40億年、生命誕生からデボン紀の陸上進出までの時代をあつかいます。ゲーム的にはキャンペーン4作中で最もランダム要素が強く、事故も起こりやすいパートです。今回も始生代序盤で全地球凍結と熱球化で原始スープが壊滅すること2戦。「これは火星と金星の出来事だった」と一同スルーし、以下仕切り直して3戦目のプレイとなります。
結果は赤(代謝)のFORGER氏が、古代火星で誕生させた単細胞生物で地球へと飛来。海中で多細胞生物の扁形動物を経て、環形動物として陸上へと進出。栄養段階は下位に甘んじましたが、上位の昆虫にも火星生物由来の細胞内共生体を忍び込ませ、火星人の存在感を誇示して首位終了。
これに続いたのは青(遺伝)のYMD氏。生命誕生こそ最後発となりましたが、先行二人が陸上に進出したニッチを突き、腕足動物として海洋生態系を席捲。このボーナス得点で2位に差し込み。
3位は黄色(脂質膜)のN村。最速で熱水噴出孔から生命を誕生させると、はやくも始生代に脊椎動物で陸上へ。こちらは銀河系公転軌道のブレによる宇宙線イベントによりあっさりと死滅しましたが、リベンジの昆虫で地上に再上陸。ミミズを捕食して地上生態系の頂点に君臨したまでは良かったのですが、火星人から放たれた刺客、プリオンを共生体(抗微生物ペプチド)として取り込んで始末したのが痛恨のミス。生態系頂点ボーナスを赤と分け合うことになり3位転落。
4位は緑(エントロピー)のNaCl氏。終盤にバクテリア2種を誕生させましたが、多細胞生物にへの進化には間に合わず、時間切れ終了となりました。
Bios Earth - AAR https://t.co/lEesODHjEO 地球生命史キャンペーン第1回、生物誕生から陸上上陸まで40億年分。
— N村 (@enumura) June 26, 2021
◆キャンペーンVP
FORGER:赤(代謝)3VP
YMD:青(遺伝)2VP
N村:黄色(脂質膜)1VP
NaCal:緑(エントロピー)0VP
◆Megafaunaへの引継ぎメモ(C2)
・赤(環形動物)→オレンジ(陸棲軟体動物(C2b))
器官より基本器官に赤黄各1個を追加。バイオントより赤変異1枚を追加。(C2f)
・青(腕足動物)→緑または白を選択(C2h)(海棲生物(C2g))
器官より赤または黄1個を追加。最初はアーキタイプ・カードの海棲面を使用。初期配置ではアーキタイプに替えてスイマー・クリープルを使用し、対応クラトンの任意の海洋ヘクスに配置。この種が最初にサイズ変更を実施した際に、アーキタイプのキウイ (E6b)が発生し、カードを通常面に裏返す。
・黄色(昆虫)→黒(陸棲節足動物(C2c))
器官より基本器官に青黄各2個を追加。バイオントより青赤変異各1枚を追加(C2f)。同色器官2個を白1個に変換しても良い(C2i)。赤の内部共生体より、オレンジのアーキタイプに双利共生ホストのクリープルを1個配置する。(C2k)
・緑(微生物)→緑または白で残ったもの(C2j)
通常のルールで配置。最初のターンはコスト0のカードのみ選択可能。
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