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Alien Invasion : GCS 2021/10/30

今月のお題は、リリースから半年以上、和訳着手から一年近くを経てのようやくの新作対戦。

Alien Invasion, HF4A+M3 - ION/Sierra Madre Games ()

第3版の異星人侵攻シナリオ(V6.Alien Invasion)を、第4版に独自変換した非公式シナリオ。今回はモジュール3の戦闘関係ルールのインストを兼ねて、異星人(N村)対ROSCOSMOS(YMD氏)&清水建設(FORGER氏)での3人戦。

亜光速で密かに土星系のタイタンに飛来したエヌムラ星人(仮)の無人プローブが、タイタンに自動工場を建設して拠点化したところからシナリオが開幕。エヌムラ星人は侵略本隊を太陽系に招き入れる超空間ゲートを、太陽-水星のラグランジュ点(L3)に建設すればサドンデス勝利。または敵陣営の本拠地(地球低軌道またはタイタン低軌道)を制圧しても勝利。4サイクルの時間切れの場合は、各天体に設置した軍事拠点(工場)によるVPにより勝敗を判定します(敵拠点に近い方が高得点)。

Hf4a-2021103031a

今回のエヌムラ星人は、3度にわたりゲート建設隊を派遣。第2次建設隊まではロシアと日本の探査船に撃破されます。ここで両陣営は、長期戦を見据えた拠点設営に方針を転換。エヌムラ星人と日本は、それぞれメインベルトのヒエギアとヘルタに拠点を設営します。さらにロシアは木星スイングバイと土星の大気減速を駆使して土星系に突入。衛星のディオーネに拠点を築きます。しかしロシア遠征隊とすれ違うかたちで、エヌムラ星人の第3次ゲート建設隊が水星軌道に到達。時間切れでゲート建設には至りませんでしたが、日本の迎撃隊を返り討ちにしてラグランジュ点を確保。この得点で逆転し、エヌムラ星人の判定勝利に終わりました。

インストからのプレイ時間も4時間ほど。「複雑な政治ルールを使用することなくHigh Frontier世界の宇宙戦争を体験する」という意図はおおむね達成できのではないかと思います。興味のある方はこちらからダウンロードできますので、フィードバックをお待ちしております。

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