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Bios Earth, Bios Genesis : GCS 2023/11/18

復帰したForger氏をお迎えして、坂戸シエラ会本年のメインイベント「Bios Earth」キャンペーンを始動。

Bios Earth, Bios Genesis - ION Game Design / Sierra Madre Games ()

地球史生命・文明史ボードゲーム4作連結キャンペーン「Bios Earth」の第1戦。「Bios Genesis」では、生命誕生から多細胞生物への進化と陸上へまでの約40億年をプレイします。

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毎回荒れ気味の展開となる本作ですが、今回は地球誕生から8億年目(第4ターン)に深海の熱水噴出孔で生命が誕生。赤「生命の本質は代謝」陣営(YMD氏)が熟成の上に誕生させたこの生物は、わずか2億年(1ターン)で多細胞生物に進化して海洋を席捲すると、12億年目には軟体動物として地上に上陸。過去最速での陸上進出となりました。しかし前後して発生したジャイアントインパクトとクラストレート・ガンにより、地球上の生命の揺籃場は一旦壊滅。ライバルのない処女地で繫栄する軟体動物に対し、残る三陣営は大きく出遅れることになります。

続く始生代には、黄「本質は(細胞)膜」陣営と緑「本質はエントロピー」陣営が相次いで生命を誕生させますが、いずれも短期間で絶滅。原生代にようやくアルカリ泉(黄)と惑星間宇宙塵(緑)から新生命が誕生しますが、この時点でゲーム開始から32億年。キャンペーン2戦目のゲームバランスの関係上、少なくとも2種類の多細胞生物が登場していることが望ましいのですが、残り4ターン8億年でもう一体を熟成できるかは微妙なところ。一旦は赤陣営の勝利で仕切り直すべきか?という議論となります。

しかし議論の結果は続行。またこの時点で未だ生命を誕生させていない青「本質は自己複製」陣営が、細胞内共生体として両微生物のアシストを開始。ここからパズルを解き続けること4ターン。最終ターンに滑り込みで後口生物(黄)と節足動物(緑)、さらに2体目を熟成させていた赤陣営も扁形動物を誕生させ、3陣営合計4種の多細胞生物がエントリー。怒涛の巻き返して「Bios Genesis」編を終了しました。以下は各陣営のエースをご紹介。

 

◆YMD氏:赤「生命の本質は代謝」ゲーム1位(44VP)/キャンペーン暫定1位(3VP)

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熱水噴出孔出身、怒涛の進化で28億年にわたり陸上に君臨する軟体動物・腹足類(右奥)と、新人の扁形動物。以下はカタツムリ代表の第2戦への引継ぎ要素:

・担当色:オレンジ(水力骨格メガファウナ)
・第1ターンの購入制限を免除
・初期変異カード:赤x1
・初期基底器官キューブ:黄x1, 緑x2, 青x1

 

◆HarpoonArrow氏:黄「生命の本質は(細胞)膜」ゲーム2位(28VP)/キャンペーン暫定2位(2VP)

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アルカリ泉出身、海洋の頂点捕食者となった後口動物・棘皮動物(手前)。第2戦への引継ぎ要素:

・担当色:白(内骨格メガファウナ)
・初期変異カード:黄x1, 青x1

 

◆N村:緑「生命の本質はエントロピー」ゲーム3位(18VP)/キャンペーン暫定3位(3VP)

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惑星間宇宙塵出身、海洋の捕食者(餌は扁形動物)の節足動物・三葉虫。第2戦への引継ぎ要素:

・担当色:灰(外骨格節足動物メソファウナ)
・初期変異カード:緑x1, 青x1

 

◆Forger氏:青「生命の本質は自己複製」ゲーム4位(2VP)/キャンペーン暫定4位(0VP)

担当生物はなしでしたが。棘皮動物の体腔細胞、節足動物のペルオキシソームとして、それぞれ内部共生体として進化をアシスト。得点は最下位でしたが、終盤の怒涛の追い上げの原動力となった「Genesis」編の影のMVPでした。

・担当色:任意(メソファウナ)
・アーキタイプではなくパラサイト種としてゲームを開始

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