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2023年N村的ベストウォーゲーム

本年最後のゲーム会予定も終了いたしましたので、今年も恒例の「N村的ベストウォーゲーム」をメモしておきます。
選考対象は例によってウォーゲーム界の流行や新作とは関係なしに、N村が「2023年に初めてプレイした作品」です。
過去分はこちらから→「年間ベスト

Littoral Commander: Indo-Pacific - The Dietz Foundation ()

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今年は何といってもこれ。海兵隊ウォーゲーミング教育用をホビーゲーマー向けにそのまま製品化したデュアルユース作品。プロユースらしい意外な視点に本腰を入れて取り組んだところ、内外の思わぬ界隈との交流もあり。個人的には近年閉じこもり気味だったウォーゲーム界隈が、久しぶりに広がった一件となりました。本作については「BANZAIマガジン」19号で語りましたので、詳しくはそちらへ(宣伝)。来年は第2版とシリーズ第2弾も予告されていますので、今後も期待のシリーズです。

 

Valley of Tears: The Yom Kippur War, 1973 - MMP ()

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「Battalion Combat Series (BCS)」の最新作。テーマは第二次大戦スタイルの諸兵科連合部隊による機動戦というシリーズのテーマからはギリギリ上限か?という第4次中東戦争。今回も巧妙なセッティングで、従来型のエジプト軍、ソ連式のシリア軍、タル・ドクトリンのイスラエル軍の三者三様の部隊運用を見せてくれました。こちらもまだまだ行きますよ。

 

Strike: Counter Strike, 4th Armored Division vs Panzer Lehr along the Saar - MMP ()

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「Grand Tactical Series: Briefings Volume 1」の付録というか本体の、GTS最新作。個人的には本システムが最も映えると考えている、機械化部隊同士の遭遇戦がコンパクトにまとめられているのが好ポイント。戦場こそ本邦ではマイナーですが、登場部隊も有名どころですし、最初にこういうのを出してくださいよ~、というのが当地GTS勢の率直な感想でした。本作については(以下略)。そしてこちらの2023年は超大物が……。

 

◆以下次点

Arclight Games「ルート ~はるけき森のどうぶつ戦記」 実は本年初プレイでしたが、さすがの出来でした。

NUTS!「We Are Coming, Nineveh!」 プロ視点らしくLC:IPと共通のデザイン意図が感じられたのがツボ。モスル戦限定なのが惜しい。

同人改良版「日本機動部隊(ダブルブラインド)」 これはいけますよ!公式で支援ツールをサポートしてもいいくらい。

IGD「Stationfall」 非ウォーゲーム部門より。まさに「ヘビーゲーマー向けパーティーゲーム」というレビュー通りの内容でした。個人的殿堂入り。

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