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Littoral Commander : SoGC 2024/04/06

軽いジャブの入門作に続いては、海兵隊ウォーゲーミングのブートキャンプを開催。

Littoral Commander: Indo-Pacific - The Dietz Foundation ()

Quickdraw - Lorenzo Nannetti ()

Lcip-qd-2024040605a

まずはForger氏との中台危機「航行の自由作戦(FONOP)」。ダミーマシマシで第一撃を耐え忍ぶ作戦で台湾海峡に侵入してきた米海軍SAG(Forger氏)に対し、中国海軍(N村)のプランはサイバー攻撃固め取り。戦術サイバー攻撃2連発で米SAGを麻痺させたところに、主力SAGとからSSM飽和攻撃で2隻を撃破。残る1隻をピケットのFFGと哨戒艇、ダメ押しのDF-16弾道ミサイルが仕留めて中国軍勝利。やはり同格の相手へのFONOPは無理がありますね、という感想戦に。経験者同士の双方1TFの手軽なシナリオですので、JCCの選択に10分、プレイ10分であっさり決着。登場部隊の仕分作業が一番長かったかもしれません。

The Island to Far - N村

続いてはメンバーを入れ替え、インストの「Meeting Engagement」を経ての沖縄侵攻シナリオ「Hold the Line (L)」改め「The Island to Far」を、初心者3名を含む2対2のチーム戦で開催。N村は進行役兼中国艦隊のTF上海を担当しました。

今回の米軍は、海兵隊に海洋打撃トマホークにPrSM, SAGに無人水上戦闘艇をアタッチした配属系アセット重視。対する中国海軍は、ピケットに哨戒艇を2隻、海戦支援に自立型海中ドローン群と無人潜水攻撃艇と、こちらも配属系アセットの布陣。また中国側は先手を海兵隊に譲り、台湾戦線の優位を宣伝(影響+3)してから侵攻を開始します。

というわけで琉球沖海戦(仮)は海兵隊の先制攻撃でスタート。偵察の高高度気球を迎撃したDDG鞍山に対し、水平線のはるか彼方から海洋打撃トマホークとPrSMが襲来。この攻撃は順当に迎撃されたものの、海兵隊の打撃力を警戒した中国艦隊は前進を抑制。HIMARSの射程外に待機し、まず米軍SAGを始末してから前進という方針に決定します。

こうした流れから、まずは両艦隊前衛の哨戒艇と無人戦闘艇が粟国島北方で接触。順当に無人戦闘艇を蹴散らした中国軍哨戒艇隊は、沖縄本島を南北から押し出してきた米戦隊のうち、南側の艦隊に接触。DDGチャン=フーを発見すると、切り札の超音速無人攻撃機と本隊のSSM攻撃でこれを撃沈。中国側の先取点となります。

ここで勢いに乗る中国艦隊は、ふたたび哨戒艇隊を走らせ北側のDDG(X)とDDGマケイン隊を発見。今度は正面からのSSM飽和攻撃を試みましたが、海兵隊防空セクションの支援をうけた米軍は、手持ちのSAMを空にしながら完封に成功。駆け付けた海軍の危機を海兵隊の支援射撃が救うという、沿岸作戦ドクトリン通りの展開となります。

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これで中国艦隊の攻撃を切り抜けた米軍SAGは「殺やられる前に殺れ」とばかりに、この攻撃でおおよその布陣の判明した中国艦隊に突入。両LHDを発見すると、残弾をこの2隻に集中させたオーバーキルで両艦を撃沈。逆転サドンデスにより米軍チームの勝利となりました。中国艦隊本隊は、琉球諸島をまったく見ることなく任務失敗、帰投する羽目に。唯一偵察のため宜野湾に突入した哨戒艇も、敷設された機雷で即沈没と散々な結果に終わりました。

中国軍の敗戦の弁としては、序盤に様子見をしたのが失敗の始まり。もっと間合いを取っているうちに、さっさと艦隊戦を挑んで米軍SAGを始末するべきでした。そういえばシナリオのノートに「水上艦の突入に注意せよ」とか、自分で書いてましたよね……。

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