2024年N村的ベストウォーゲーム
2024年最後のゲーム会も終了いたしましたので、今年も恒例の「N村的ベストウォーゲーム」をメモしておきます。
選考対象は例によってウォーゲーム界の流行や新作とは関係なしに、N村が「2024年に初めてプレイした作品」です。
過去分はこちらから→「年間ベスト」
Luzon: Race for Bataan - MMP (→)
「Reluctant Enemies」が品切れになって以来「入門用ゲーム詐欺」が続いたOperation Combat Seriesにおける、コンセプト通りのイントロゲーム。OCSとしては荒れそうな少数ユニット、高練度差のシチュエーションにもかかわらず、最終ターンまでぎりぎりの攻防が続くのが素晴らしい。シリーズ初の日本発ゲームということも素晴らしいプロジェクトでした。
The Fate of All - Thin Red Line Games (→)
古代の兵站に関する研究解釈から、これをプレイ可能なゲームシステムとして組み立てたデザインが秀逸。個人的にはゲーム上のテクニックと現実の課題が一致していることを非常に重視しているのですが、本作はまさにそこがツボ。個人的には余力がなく手を出していなかった作品ですが、本作についてはご紹介いただいた山田洋行氏に感謝。
Take that Hill! A Manual Wargame Primer - Fight Club (→)
セービン先生のウォーゲーミング普及用シリーズその1。単体ゲームとしてはルール、規模とも「はがきゲーム」という温さなのですが、これを道具としてどう使って何を教えるかというガイダンスが秀逸。さすがは業界の第一人者と感服しました。こちらについてはまた後日。
◆選外と次点
1869戊辰戦争 - 第三惑星委員会
今年もこちらと「大隊級戊辰戦争」にリソースを取られましたが、関係者のため選外に。個人的にはお蔵入りにした調整のアイデアが色々ありますので、機会あればまた。
Battle Below Decks, USS Johnston off Samar - Jonathan Miller
毎セッション爆笑で、ベストに入れてもいいくらい楽しませていただきましたが、テストプレイキットということで選外に。リリースお待ちしております。
海保のお仕事 - ジブセイルゲームズ
「図演」というコンセプトに振り切ったデザインが好印象。テーマの課題や実情が肌で感じられる良作でした。実質上の続編としてグレーゾーン紛争に踏み込んだ対戦ゲーム「海警vs海保」にも期待しています。
The Greatest Day, Utah Beach - MMP
やればハマる良作なのはわかってはいるんですが、他の課題にかまけてイントロシナリオしかプレイしていない体たらくのため次点送り。来年の課題です。
HF4A: M4 Exodus & Tool Kit 1 Jump Start - Ion Game Design
M3の微妙さに4A版新規のモジュールにはあまり期待していなかったのですが、M4, T1とも予想以上の良拡張。毎回入れてもいいくらいの追加要素ですが、なかなかプレイ卓が立たないのが惜しい。まだまだやりますよ。
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