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Pax Hispanica : GCS 2025/02/23

2月の坂戸例会は所用のため日曜のみ参加。先月に引き続き「Pax Hispanica」人柱会を開催してきました。

Pax Hispanica - ION Game Design / Sierra Madre Games ()

先月の人柱会のフィードバックを受け、和訳、プレイエイドを再調整してのフルメンバー5人戦。スペイン(Forger氏)とフランス(N村)以外は初プレイのインスト戦です。

今回の台風の目は、早い段階でフルスタック3隻艦隊を編成したイングランド(SWN氏)。海賊艦隊として防備を固める前のスペイン植民地を荒らしまわり、略奪した財宝でカードを買いあさる拡大再生産で頭一つ先行します。そしてこのままヒールな海賊路線を突き進むのかと思いきや、突然の路線変更でフランスの進めていた伝道・奴隷解放路線に乱入。各国の植民地を襲撃し、次々と奴隷労働者を解放ゆく義賊としてカリブ海を席巻します。これはハリウッドで映画化待ったなし。

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対する各陣営は、イングランドによる奴隷解放サドンデス勝利を阻止するべく、植民地の防備を固めつつ、緩い連合で奴隷を融通して奴隷植民地の延命を図ります。こちらはこちらで、どう言い訳しても悪役のムーブです。

そしてこの悪のプランテーション・カルテルから台頭してきたのが、本ゲーム最強の航海術を誇るドレイク船長率いる私掠船団を抱えるクールラント(YMD氏)。イングランド海賊艦隊への対抗上、各国のマークが甘くなっていたクールラント艦隊は、対イングランド戦のかたわらにかき集めたカリブの財宝を本国に献上。この上納金でサドンデスとなる王党派勝利に、いつの間にやらリーチとなります。

こうして最後は正義のイングランド海賊が奴隷植民地を壊滅させるのが先か、奴隷植民地を維持しながら、この産物をクールラントが本国に送り届けるのが先かというレースに。しれっとメキシコの黄金を掻っ攫ったクールラント艦隊がカリブ海の脱出に成功し、欧州覇権戦争の軍資金を稼ぎ出したクールラントの逆転勝利に終わりました。

N村担当のフランスは、当初の伝道路線と、とりあえずと入手した船舶(海賊船)の相性が決定的に悪く、序盤から苦戦。戦力、タブローともフランスの完全上位互換となったイングランドに先行され、哲学ボードのポジション争いでの奴隷解放派筆頭の奪取をもくろみましたが惨敗に終わりました。

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