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Pax Hispanica : SoGC 2025/03/16

和訳とプレイエイドを見直して、今週もソフィアゲームサークルにて「Pax Hispanica」人柱会を開催(1週間ぶり4回目)。

Pax Hispanica - ION Game Design / Sierra Madre Games ()

クールラントを除き、イングランド、スペイン担当に初プレイのお二人を迎えてのインスト4人戦。N村の担当は海賊巧者のネーデルランド。早期に称号を獲得し、海賊勝利に王手をかけるまでは伸びたのですが、さすがにマークがきつくなり一旦沈みます。

続く争点は、ネーデルラントも参入した王党派路線。イングランド(INI氏)とネーデルランドの抗争から上納金ゲージが伸び、さらにスペイン(KND氏)も加わり三陣営がリーチ状態に。あとは忠臣として王に謁見(王党派急進派スペース入り)すればサドンデスというところで、王党派の回廊に英西蘭の三人が並ぶという渋滞が発生。次々と王党派筆頭が入れ代わり、足の引っ張り合いであと一歩が差し切れないという泥仕合に陥ります。

この王党派の迷走に終止符を打ったのは、スペイン王室による新大陸への臨時課税の勅命。スペインカリブ艦隊の資金調達のため、ヌエバ・エスパーニャ全土でアルカバラ(売上税)が引き上げられたことに植民地は反発。カリブ全域に増税反対の騒乱が広まります。

Ph_2025031603a

これはちょっと困りましたね、植民地独立路線に手を付け始めていたフランス(Forger氏)に追い風になったか?とはいえ王党派リーチには変わりないよね、などと呑気に構えていた英仏蘭陣営でしたが、これを起死回生のチャンスと動いたのはラス・カサス先生ことスペイン担当。謁見予約待ちの待機列先頭からいつのまにか姿をくらますと、愛人の手引き(ロマンス・アクション)で新大陸に舞い戻り、植民者カードの三連コンボでフランスを追い越し、独立派筆頭として反乱者を糾合。宮廷工作はこのための時間稼ぎだったのか!と歯噛みする一同をよそに、仮称ヌエバ・エスパーニャ共和国初代統領となったスペインの勝利に終わりました。逆臣許すまじ!

ちなみにこの時点でイングランド、ネーデルランドの両者も、カードコンボでそれぞれ勝利条件を満たす算段がついており、最終ターンの先手をキープしたスペインの仕込み勝ちとなったのでした。

◆今回のメモ

船舶が海賊行為の艦隊に追加された場合も、拠点カードを1枚獲得(D4f)。
自色市民の雇用はプールに支払う。自色植民地への賄賂は免除される。(F3b)

 

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