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2025年N村的ベストウォーゲーム

2025年最後のゲーム会も終了いたしましたので、今年も恒例の「N村的ベストウォーゲーム」をメモしておきます。
選考対象は例によってウォーゲーム界の流行や新作とは関係なしに、N村が「2025年に初めてプレイした作品」です。
過去分はこちらから→「年間ベスト

Littoral Commander: Baltic - The Dietz Foundation ()

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アメリカ海兵隊方面よりの教育ゲーム第二弾。構想公開時は本邦ゲーマーの反応は「なんでバルト海?」という雰囲気だったのも懐かしい。新要素の艦載・積載ルールも順当な発展で、来年リリース予定の「Indo-Pacific」第2版(和訳済)への導入が待たれます。オーストラリア軍、自衛隊拡張も予告されており、引き続き目の離せないシリーズです。

 

Hedgemony, A Game of Strategic Choices - RAND ()

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アメリカのシンクタンク、ランド研究所がリリースした国防関係者教育ゲーム。リジッドなルールに寄せたセミナーゲームという内容で、3名のアメリカ政府担当プレイヤーを教育するため、対立国を担当するレッドチームのプレイヤー、ゲームマスター兼アドバイザーを合わせて総勢10名以上を動員するという人的重量級ゲーム。一般販売されているといえホビーゲーマには荷が重い作品でしたが、本ゲームを開催している安全保障関係のグループにお誘いいただき、N村もレッドチームとしてセッションに参加。ホビーゲーマとは切り口の異なるセッションで、貴重な体験をさせていただきました。こちらは機会あればまた。

 

明るい夜戦 - へくすとだいす ()

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年末に飛び込んできた、コマンドコントロールに重点を置いた太平洋戦争夜間水上戦闘ゲーム。ウォーゲームで「戦闘の不確実性」は、判定のダイスロールなどに織り込まれているのは言うまでもありません。しかしマップ上の位置関係で表現しなければならない「移動の不確実性」は無視されているか「移動能力が低下する」というネガティブな表現が大半で、本作のように「積極的に変な行動をする」という実装は珍しい。ともすれば非現実的なランダム移動になってしまうところを、逸脱の匙加減をテーマに違和感のない範囲で実現した手腕に脱帽。

 

◆選外と次点

大隊級戊辰戦争:東山道戦記 - 第三惑星委員会

紆余曲折の末に無事リリース。こちらについては別媒体にて。

Battlefields of the Napoleonic Wars - Ingenioso Hidalgo

年末の追い込みヒットその2。このプレイしやすさに三兵戦術と隊形ルールを実装した完成度がすごい。

OKIRES 2025 - OKIRES製作委員会

シリアスゲーム方面からの意欲作。こういう作品、もっと出てきてもいいと思っています。

HF4A: M5 Economy - Ion Game Design

単独でコアゲームに追加しても十分面白いのは、全部入りが前提になりがちな大型シリーズではうれしい誤算。M4に続いて良モジュールが続きました。

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